2022年上期午後「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題25/50)

絶縁抵抗測定が困難なので,単相 100/200Vの分電盤の各分岐回路に対し,使用電圧が加わった状態で,クランプ形漏れ電流計を用いて,漏えい電流を測定した。その測定結果は,使用電圧100VのA回路は0.5mA,使用電圧200VのB回路は1.5mA,使用電圧100VのC回路は3mAであった。絶縁性能が「電気設備の技術基準の解釈」に適合している回路は。
本問題の計算で√2,√3及び円周率を使用する場合の数値は次によること。
√2=1.41,√3=1.73,π=3.14




解説
無料登録して解説を見る【電気設備の技術基準の解釈】によると「絶縁抵抗測定が困難な場合には、当該電路の使用電圧が加わった状態で漏えい電流が、1mA以下であること。」と規定されています。
従って絶縁性能が適合しているのはA回路のみであるため、ハが正解。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )