2023年上期午前「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題47/50)

⑰で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類,個数及び圧着接続後の刻印との組合せで,正しいものは。 ただし,使用する電線はすべてVVF1.6とする。 また,写真に示すリングスリーブ中央の〇,小,中は刻印を表す。
図は,木造1階建住宅の配線図である。
1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3.漏電遮断器は,定格感度電流30mA,動作時間0.1秒以内のものを使用している。
4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5.分電盤の外箱は合成樹脂製である。
6.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
7.3 路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。




解説
無料登録して解説を見る複線図を描くと3本接続が1ヶ所、2本接続が3ヶ所あることがわかります。
またこの問題ではVVF1.6を使用しており、その断面積は2mm²です。

3本接続は、断面積が2mm²であることから、接続する断面積の合計は6mm²なので、リングスリーブは「小」を使用します。
また2本接続は同様に断面積の合計が4mm²なので、リングスリーブは「小」を使用します。ただしVVF1.6の電線が2本のと...
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )