2023年下期午前「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題41/50)

⑪で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類,個数及び圧着接続後の刻印との組合せで,正しいものは。 ただし,使用する電線は特記のないものはVVF1.6とする。 また,写真に示すリングスリーブ中央の○,小,中は刻印を表す。
図は,木造2階建住宅及び車庫の配線図である。
【注意】
1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3.漏電遮断器は,定格感度電流30mA,動作時間0.1秒以内のものを使用している。
4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5.分電盤の外箱は合成樹脂製である。
6.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
7.3路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。




解説
無料登録して解説を見る複線図を描いて解く問題です。
複線図を書くと、4本接続、3本接続、2本接続が1つずつあることがわかります。
4本接続は、VVF2.0が1本、VVF1.6が3本なのでリングスリーブ「中」です。
3本接続は、VVF2.0が1本、VVF1.6が2本なのでリングスリーブ「小」です。
2本接続は、VVF1.6が2本なのでリングスリーブ「◯」です。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )