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第二種電気工事士試験問題
2023年下期午前「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題26/50)
使用電圧100Vの低圧電路に,地絡が生じた場合 0.1秒で自動的に電路を遮断する装置が施してある。この電路の屋外にD種接地工事が必要な自動販売機がある。その接地抵抗値a[Ω]と電路の絶縁抵抗値b[MΩ]の組合せとして,「電気設備に関する技術基準を定める省令」及び「電気設備の技術基準の解釈」に適合していないものは。
[注] 本問題の計算で√2,√3及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14。
なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。
イ.a 600,b 2.0
ロ.a 450,b 1.0
ハ.a 200,b 0.2
ニ.a 50,b 0.1
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解説
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D種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下である必要があります。ただ、低圧電路において地絡を生じた場合に0.5 秒以内に当該電路を自動的に遮断する装置を施設するときは500Ω以下である必要があります。
よって正解はイです。
ちなみに使用電圧100Vの低圧電路の絶縁抵抗値は0.1MΩ以上であることが求められます。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )
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