2021年上期午後「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題9/50)

図のように,定格電流 100 A の配線用遮断器で保護された低圧屋内幹線から VVR ケーブル で低圧屋内電路を分岐する場合,a-b間の長さ Lと電線の太さ A の組合せとして,不適切なものは。ただし,VVR ケーブルの太さと許容電流の関係は表のとおりとする。
本問題の計算で√2,√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。
 √2=1.41, √3=1.73, π=3.14




解説
無料登録して解説を見る正解はハです。
ハは電線の断面積が8mm²であるので、許容電流は42Aです。
一方、分岐回路の長さは10mであるため、電線の許容電流は定格電流の55%以上必要です。42Aではそれを満たさないため、ハが不適切です。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )