2021年上期午後「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題41/50)

⑪で示す図記号の機器は。
図は,鉄筋コンクリート造の集合住宅共用部の部分的な配線図である。
1. 屋内配線の工事は,動力回路及び特記のある場合を除き 600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形 (VVF)を用いたケーブル工事である。
2. 屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3. 漏電遮断器は,定格感度電流 30 mA,動作時間 0.1 秒以内のものを使用している。
4.選択肢 (答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303 : 2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5.配電盤,分電盤及び制御盤の外箱は金属製である。
6. ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
7.3路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。




解説
無料登録して解説を見る⑪は漏電遮断器(欠相保護付)です。
まずイはテストボタンがないため、選択肢から除外します。
ロは漏電遮断器ではありますが、欠相保護付という表示がないので誤りです。
ハはサーキットブレーカーという表記があり、配線用遮断器であるため誤りです。
従って正解はニとなります。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )