2021年上期午前「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題46/50)

⑯で示すボックス内の接続をすべて圧着接続した場合のリングスリーブの 種類,個数及び圧着接続後の刻印との組合せで,正しいものは。ただし,使用する電線はすべて VVF1.6 とする。また,写真に示すリングスリーブ中央の○,小,中は刻印を表す。
図は,鉄筋コンクリート造集合住宅の1戸部分の配線図である。
1. 屋内配線の工事は,特記のある場合を除き 600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形 (VVF)を用いたケーブル工事である。
2. 屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3. 漏電遮断器は,定格感度電流 30 mA,動作時間 0.1 秒以内のものを使用している。
4. 選択肢 (答え) の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303 : 2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5. ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
6.3路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。




解説
無料登録して解説を見る複線図を描いて解く問題です。
複線図を書くと、4本接続と3本接続が1つずつ、2本接続が2つあることがわかります。
4本接続は、VVF1.6が4本なのでリングスリーブ「小」です。
3本接続は、VVF1.6が3本なのでリングスリーブ「小」です。
2本接続は、VVF1.6が2本で2箇所なのでリングスリーブ「◯」が2個です。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )