2023年上期午後「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題45/50)

⑮で示すボックス内の接続をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類,個数及び圧着接続後の刻印との組合せで,正しいものは。 ただし,使用する電線はすべてVVF1.6とする。また,写真に示すリングスリーブ中央の〇,小は刻印を表す。
図は,木造3階建住宅の配線図である。
1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3.漏電遮断器は,定格感度電流30mA,動作時間0.1秒以内のものを使用している。
4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5.図においては,必要なジョイントボックスがすべて示されているとは限らないが,ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
6.3路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。




解説
無料登録して解説を見るまず、配線はすべて1.6mmの太さです。
そして接地側電線(白線)は、照明「セ」と、非接地側電線(黒線)はスイッチ「セ」と、さらに1階の3路スイッチ「セ」と2階の4路スイッチ「セ」が1本ずつ2セット接続します。
従って各々リングスリーブ「◯」を使用する(合計4個)ので、正解はハとなります。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )