2022年下期午後「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題26/50)

次の空欄(A),(B)及び(C)に当てはまる組合せとして,正しいものは。 使用電圧が300V以下で対地電圧が 150Vを超える低圧の電路の電線相互間及び電路と大地との間の絶縁抵抗は区切ることのできる電路ごとに(A)[MΩ]以上でなければならない。また,当該電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱には(B)接地工事を施し,接地抵抗値は(C)[Ω]以下に施設することが必要である。 ただし,当該電路に施設された地絡遮断装置の動作時間は0.5秒を超えるものとする。
本問題の計算で√2,√3 及び円周率 𝜋 を使用する場合の数値は次によること。
√2 = 1.41,√3 =1.73 , 𝜋 = 3.14
なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。




解説
無料登録して解説を見るまず使用電圧が300V以下で対地電圧が150Vを超える場合、絶縁抵抗値は0.2[MΩ]以上でなければいけないため、イは誤りです。また300V以下なのでD種接地工事であり、ロも誤りです。
そして地絡遮断装置の動作時間が0.5秒以内のときは接地抵抗値が500[Ω]以下となりますが、今回は0.5秒を超えるとあるので100[Ω]です。
従って正解はハです。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )