2022年下期午前「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題42/50)

⑫で示すボックス内の接続をすべて圧着接続とした場合のリングスリーブの種類,個数及び圧着接続後の刻印の組合せで,正しいものは。 ただし,使用する電線はすべてVVF1.6とし,傍記RASの器具は2線式とする。また,写真に示すリングスリーブ中央の○,小,中は刻印を表す。
図は,木造1階建住宅の配線図である。
1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3.漏電遮断器は,定格感度電流30mA,動作時間 0.1 秒以内のものを使用している。
4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5.分電盤の外箱は合成樹脂製である。
6.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
7.3路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。




解説
無料登録して解説を見る複線図を描いて解く問題です。
複線図を書くと、4本接続が2つ、2本接続が1つあることがわかります。
4本接続は、VVF1.6が4本で2箇所なのでリングスリーブ「小」が2個です。
2本接続は、VVF1.6が2本なのでリングスリーブ「◯」です。
従って答えはニです。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )