2021年下期午後「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題9/50)

図のような電熱器H1台と電動機M2台が接続された単相2線式の低圧屋内幹線がある。この幹線の太さを決定する根拠となる電流Iw[A]と幹線に施設しなければならない過電流遮断器の定格電流を決定する根拠となる電流IB[A]の組合せとして、適切なものは。ただし、需要率は100%とする。
本問題の計算で√2,√3 及び円周率 𝜋 を使用する場合の数値は次によること。 √2 = 1.41,√3 =1.73 , 𝜋 = 3.14 なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。




解説
無料登録して解説を見るまず電熱器の定格電流は5[A]、電動機の定格電流は 5 + 15 = 20[A]であり、Iᴍ > Iʜ かつIᴍが50[A]以下なので、幹線の許容電流は、
1.25 × 20 + 5 = 30[A]となり、選択肢はハとニに絞られます。
さらに今回は電動機が接続されており、2.5 × lᴡ ≦ 3 × Iᴍ + lʜを満たすので、
Iʙ ≦ 3 × Iᴍ + Iʜ = 3 × 20 +...
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )