2025年度下期「過去問」
第三種電気主任技術者(電験三種)法規(問題11/13)

接地極及び接地抵抗測定について,次の(a)及び(b)の問に答えよ。
(a) 図 1 は大地抵抗率 \(\rho\) [Ω・m] の土壌に埋設された棒状接地極の概略図である。
この接地極の接地抵抗 R[Ω] は①式で示されるものとする。
\(R = \dfrac{\rho}{2\pi L} \ln\left(\dfrac{4L}{d}\right)\)・・・①
ただし,\(L\):接地極の長さ[m] \(d\):接地極の直径[m] \(\pi\):円周率
であり,\(\ln\left(\dfrac{4L}{d}\right)\) は \(\dfrac{4L}{d}\) の自然対数を示す。
ここで,\(x = \dfrac{4L}{d}\) と置いて①式を書き直すと②式となる。
\(R = \dfrac{2\rho}{\pi d} \dfrac{\ln(x)}{x}\)・・・②
②式中の \(\dfrac{\ln(x)}{x}\) は,\(L \gg d\) として 200≦x≦1 000 の範囲で図 2 の値となる。
今,\(\rho = 150\ \Omega・m,d = 14\times10^{-3}\ m\) の条件で R を 100Ω以下としたいとき,これを実現するための L の最小長さ[m]として,最も近いものを次の(1)~(5)から一つ選べ。ただし,\(\rho\) は深さによらず一定とする。




(b) 直読式接地抵抗計を用いて,接地抵抗を測定する場合,被測定接地極 E に対する,二つの補助接地極 S(電圧用)及び H(電流用)の地表面配置として,最も適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。




(一般財団法人 電気技術者試験センター より )