2023年下期午後「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題7/50)

図のような単相3線式回路(電源電圧210/105V)において,抵抗負荷A20Ω,B10Ωを使用中に,図中の×印点Pで中性線が断線した。断線後の抵抗負荷Aに加わる電圧[V]は。 ただし,断線によって負荷の抵抗値は変化せず,どの配線用遮断器も動作しなかったものとする。
[注] 本問題の計算で√2,√3及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14。
なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。




解説
無料登録して解説を見る抵抗AとBは直列のため分圧されます。
全体の電流は
210 ÷ (20 + 10) = 7[A]
従ってAに加わる電圧は
7 × 20 = 140[V]となります。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )