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第二種電気工事士試験問題
2023年下期午後「過去問」
第二種電気工事士試験問題(問題20/50)
使用電圧100Vの低圧屋内配線工事で,不適切なものは。
[注] 本問題の計算で√2,√3及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14。
なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。
イ.乾燥した場所にある乾燥したショウウィンドー内で,絶縁性のある造営材に,断面積0.75mm^2のビニル平形コードを1mの間隔で,外部から見えやすい箇所にその被覆を損傷しないように適当な留め具により取り付けた。
ロ.展開した場所に施設するケーブル工事で,2種キャブタイヤケーブルを造営材の側面に沿って取り付け,このケーブルの支持点間の距離を1.5mとした。
ハ.合成樹脂管工事で,合成樹脂管(合成樹脂製可とう電線管及びCD管を除く)を造営材の側面に沿って取り付け,この管の支持点間の距離を1.5mとした。
ニ.ライティングダクト工事で,造営材の下面に堅ろうに取り付け,このダクトの支持点間の距離を2mとした。
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【電気設備の技術基準の解釈】の第164条には「電線を造営材の下面又は側面に沿って取り付ける場合は、電線の支持点間の距離をケーブルにあっては2m以下、キャブタイヤケーブルにあっては1m以下とし、かつ、その被覆を損傷しないように取り付けること。」とありますので、ロの1.5m以下は不適切です。
従って正解はロ。
(一般財団法人 電気技術者試験センター より )
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