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電験2種(第2種電気主任技術者)のメリット(必要性)

電験2種(第2種電気主任技術者)は非常に需要が高く、難易度も高い国家資格です。そんな電験2種の資格を保持していると転職に有利とされることがあります。

建職バンクは求人サイトですので、いかに電験2種への需要が発電所運営会社を中心にニーズが高まっていることを身をもって知っています。

具体的に電験2種に合格して免状を取得するとどんなメリットがあるのかというと「年収が高い(日本人平均と比較して)」、「長期的キャリアを積むことができる」、「再生可能エネルギー分野で必要とされる人材になれる」などのメリットがあります。詳しくは☞「電験2種の年収はおいくら万円?」を参考ください。

電験2種は未経験でも転職できるか⁉

そんな電験2種を目指す人にはさまざまな人がいます。既に就業していて昇級のために電験2種を目指す人、さらなる技術力の研鑽を目指す人など受験理由は様々です。

また、電気とは別の業界に就業している場合、学生で電験2種を目指す場合等は未経験からのスタートです。この建設業界、設備工事業界では資格だけを保持しているだけでは転職は難しい場合があります。電験2種合格者で免状取得者の場合、未経験でも転職はできるのでしょうかということを事例を交えて紹介します。

電験の資格学校教師から未経験から電験2種で転職成功した話

電験2種で未経験で転職を成功させ年収を150万円上げ、年収550万円から700万円へと上げることに成功した方がいらっしゃいます。インタビュー記事はこちら☞「【電気主任技術者】未経験でも転職成功し、天職へ。年収150万アップ!

前職は資格学校の教師でしたが、電気に関する強い興味と電験2種で学んだ理論や技術を実務で試したいとの思いからメガソーラー発電への転職活動に至ったのです。完全に電気主任技術者としての実務経験はなく、未経験からのスタートでしたが、面接官に知識の深さを認められ転職に成功したのです。

なぜこの方は電験2種を持ちながらも未経験から転職活動を成功させることができたのでしょうか?

電験2種で未経験から転職を成功させる秘訣

☝の方の体験を一般化すると、「電験2種は市場の需要が高く、特に再生可能エネルギー分野は技術的歴史が浅いので未経験であったとしても技術キャッチアップが十分に可能である」ということです。この方の場合はメガソーラーの保守点検業務をおこなうという仕事を担っています。年々太陽光発電の建設件数は伸びてきています。特に最近は「特高太陽光発電」の建設が増えてきています。

電験2種はこの分野での活躍が特に期待されている資格なのです。だからこそ未経験であったとしてもこれから力をつけて技術力をつけることが十分に可能なのです。

さらに、特高太陽光発電の建設は外資系、日系問わずに大手の資金力のある会社が続々と参入してきています。雇われ先が資金力が豊富であるために雇用される側の年収も上がるわけです。そこに電験2種という能力と知識の証明書を持っていることが加わると年収であったり福利厚生は厚いものになるということです。

ですので、電験2種を取得して転職を考えている人にとっての一つの不安要素「電験2種は取ったが、未経験でも大丈夫か⁉」ということは大丈夫であるといえるでしょう。

ただし、分野によってということになるかもしれません。例えばビルメンテナンスにおいては特高の受変電設備の点検業務などを行う場合においては電験2種は必要とされます。会社側から資格手当をだすから電験2種を10年かけて合格してほしいというようなことがあります。ビルメンテナンスにおいて電験2種はややオーバースペックとされることがあります。ですので、電験2種で未経験から転職を成功させることができるかどうかは雇用先によるところが大きいでしょう。

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電験2種試験に合格してから未経験で積む経験(仕事)

電験2種の求人情報はどんなものがあるの?

いくら電験2種で未経験でも大丈夫とは言ってもなるべく経験は有しているほうが望ましいです。経験を積むには職を得ることが重要です。基本的に世の電験2種の求人は募集仕事内容に応じた経験を求めるようなことが多いです。

電験2種の求人情報数関東最大級の「建職バンク」で電験2種の求人を✔

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なんのひいき目なしに電験2種を募集している求人情報を多く扱っているのは「建職バンク」です。

そんな建職バンクの求人情報からどんな経験を求めているのかをテキストマイニング(求人情報から求めている経験の特徴量を抽出)したものが以下になります。

建職バンクにある電験2種の求人情報100個からどんな経験を求めているかをマイニングしたもの

建職バンクにある電験2種の求人情報100個からどんな経験を求めているかをマイニングしたもの

これをみると、電験2種に求める経験は設備管理系(商業施設の電気設備の保守点検)の求人では照明設備や受変電設備の保守点検の経験を求めているようです。このような経験は電験3種や電気工事士を取得することで詰めるような経験です。ですので、このような経験を積む中で電験2種を取得するということも可能です。

また、太陽光発電や風力発電での求人情報では、電験2種保有者に運転管理業務(O&M)の経験を求めるようです。O&Mの経験を積むことはなかなか機会がないと難しいですが、前述したように電験2種を保有していれば技術的には理解できるような内容であったりするので、経験は求めるものの「あればなおよし 」という度合いが強いです。ですので、この分野であると未経験でも電験2種を持っていれば大丈夫なことがあります。

電験2種:まとめ

以上、電験2種は未経験でも転職が可能かどうかについてを紹介してきましたが、電験2種は高度な電気に関する知識を有していることがあるので、未経験でも転職が可能なことがあります。

それはどういう転職先かというと、太陽光発電や風力発電のような再生可能エネルギー分野での転職ということが分かりました。ですので、電験2種で未経験でも転職は可能な分野があるのです。