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電気主任技術者試験はしばしば「電験」と略される国家資格ですが、この電験の資格の免許を取得するには、試験による取得と認定による実務経験証明による取得があります。そんな電気主任技術者ですが、電気主任技術者の免許を保有する年齢層はいったいどのくらいなのでしょうか。

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電気主任技術者の年齢層ってどの年代が多いの?

電気主任技術者試験・年齢別申込者率、合格者率

試験合格者の申込者の年齢別の構成が試験実施団体の電気技術者センターが公表していますので、平成29年度の試験実施状況の年齢別申込者数をグラフにしたものが以下になります。

電気主任技術者年齢別申込者比率

電気主任技術者年齢別申込者比率(電気技術者センター公表資料より作成)

これを見ると電気主任技術者の資格別の年齢層のボリュームゾーンは、第1種電気主任技術者で40代が最も多く、第2種電気主任技術者で30代が最も多く、第3種電気主任技術者が20代で最も多くなっている年齢層の構成になっています。電気主任技術者の区分で1種にいくにつれて申込者数のボリュームゾーンが高齢化していく傾向にあるようです。

電気主任技術者試験の年齢別の合格者率については同様の資料で公表されていませんでしたが、財団法人電気技術者センターが公表している平成21年の電気主任技術者試験の年齢別合格者数は公表されています。

電気主任技術者年齢別合格者数比率

電気主任技術者年齢別合格者数比率(H21年の公表資料より)

このグラフをもとにすると、電気主任技術者の合格者数の年齢層は第1種電気主任技術者、第2種電気主任技術者の合格者数が30代で最も多いボリュームゾーンとなっています。第3種電気主任技術者の場合は、合格者数のボリュームゾーンが20代となっています。

第1種電気主任技術者の年齢層は申込者数では40代が最も多かったですが、合格者数で見ると、30代が最も多くなっているようです。また、第2種電気主任技術者の申込者数は30代がボリュームゾーンで、合格者の年齢比率で見ても30代がボリュームとなっているようです。第3種電気主任技術者に関しては、第2種同様、申込者数の年齢別比率で20代がボリュームゾーンとなっており、合格者の年齢別比率でも20代がボリュームゾーンとなっていました。

電気主任技術者の年齢別、年代別の年齢層別推移

次に☝の合格者数の年齢別の比率を用いて、実際にどれほどの電気主任技術者が年齢層別にいるのかを年代別の推移とともに調査したものが以下からの電気主任技術者の各資格毎の区分別のグラフの推移になります。

第1種電気主任技術者の年齢層別、年代別の人数推移

第1種電気主任技術者の年齢別合格者数の推移(2005_2015)

第1種電気主任技術者の年齢別合格者数の推移(2005_2015)

第1種電気主任技術者の年齢層別の合格者数の推移を見てみると、30代、40代の合格者の年齢層がボリュームゾーンとなっています。年齢別の合格者数を見ると、1995年から2000年度に試験による合格者数が増加傾向にあったようですが、そこから減少し、2010年に132名と過去最大になっています。1995年までの第1種電気主任技術者の免状はほとんどが認定による取得で、年合格者数が一桁な年も何年もありましたが、1995年以降は認定でなくても試験による合格が可能になっている状況です。また、第1種電気主任技術者の合格者の年齢層のボリュームゾーンは平均して30代で30名、40代で20名となっています。

第2種電気主任技術者の年齢層別、年代別の人数推移

第2種電気主任技術者の年齢別合格者数の推移(2005_2015)

第2種電気主任技術者の年齢別合格者数の推移(2005_2015)

第2種電気主任技術者の年齢層別の合格者数の推移を見てみると、後で見る第3種電気主任技術者の合格者の年齢のボリュームゾーンが20代、30代であるのに対し、第2種電気主任技術者の場合は30代が平均133名、40代が平均で90名と他の年齢層より合格者数が多くなっていま。また、第2種電気主任技術者の合格者数は1995年から2008年にかけて合格者数が急激に増加しています。2005年の合格者数が675名で1965年から2015年までの統計で、最多の人数になっていますが、2005年以降は難化しているようで、合格者数がやや減少しています。電気主任技術者の中でも第2種電気主任技術者は人手不足となることが中長期的に分かっているので、今後第2種電気主任技術者の合格者数が2005年のような水準になる可能性もあります。

第3種電気主任技術者の年齢層別、年代別の人数推移

第3種電気主任技術者の年齢別合格者数の推移(2005_2015)

第3種電気主任技術者の年齢別合格者数の推移(2005_2015)

第3種電気主任技術者の年齢層別の合格者数の推移を見てみると、20代、30代で毎年おおよそ800~1800の合格者数がいるようで、20代30代の合格者数が第3種電気主任技術者のボリュームゾーンとなっているようです。電気主任技術者の資格を取得する理由は様々ですが、電気主任技術者の資格を保有し、実務経験を積んでいくことで転職や昇級に有利に働かせることができますが、その取得の年齢はおおよそ20代、30代が多く偏在し、取得後にさらなる経験を積んでいっているようです。

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電気主任技術者の年齢層の中で転職に有利な年齢層は?

若い年齢層の電気主任技術者の方が有利?

電気主任技術者の試験による取得に関する年齢層を見てみると、第3種電気主任技術者で20代、30代で合格者が多く、第2種電気主任技術者で30代、40代の合格者が多く、第1種電気主任技術者で30代、40代の合格者数が多いことがわかりました。試験による取得では、20代~40代のうちに電気主任技術者の資格を取得し、経験を積んでいくことがわかります。

電気主任技術者を対象にした求人情報の年齢の上限のヒストグラム

電気主任技術者を対象にした求人情報の年齢の上限のヒストグラム

次に電気主任技術者を対象とした求人情報200件から募集している条件面での求める年齢の上限値を算出したものがのヒ上のヒストグラムになります。これを見ると、求人情報上の年齢層は30歳から45歳までの求人までが増加し、55歳の求人情報数がボリュームゾーンとなっています、

30代から55歳代までの年齢層が特に求人情報上で求められているようです。しかし、年齢層が60代以降であっても電気主任技術者として働くことができるのが電気主任技術者の特徴です。その証拠に年齢が60歳代以上であっても電気保安法人や太陽光発電関係の求人情報が多くあります。ですので、こうした求人に応募することも可能ですし、経験や知識を買われることが多いです。

まとめ

以上のように、電気主任技術者の年齢層を申込者の比率や合格者数の比率、資格区分ごとの比率、求人情報での年齢層についてを紹介してきました。電気主任技術者試験は難しい試験です。20代~40代のうちに取得する方が多くいらっしゃるようです。とはいっても電気主任技術者の年齢層に関してはあくまで目安です。第1種電気主任技術者はいませんが、10代で合格する方もいれば70代で合格する方もいらっしゃいます。

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