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この記事は2020年10月14日に更新されました。

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危険物乙4とは?

危険物乙4とは?第4類危険物の具体例

危険物乙4は、正式名称を危険物取扱者乙種4類という消防法に規定された国家資格です。

危険物乙4が扱う「第4類危険物」は可燃性の液体で、有機化合物、もしくは混合物を含む引火性液体のことを指します。?のような石油やガソリン、CO2などが該当します。

これらのような危険物を扱うための資格がまさに「危険物取扱者乙種4類」(通称危険物乙4、もしくは乙4)なのです。

危険物乙4取得のメリット

危険物乙4の資格はしばしばビルメンテナンス業界において「ビルメン四点セット」と称される資格群のうちの一つに指定されています。

ビルメン4点セットと呼ばれる資格群

ビルメン4点セットと呼ばれる資格群

このビルメン四点セットを持っておくと年収などの待遇が上がることのある取得が推奨された資格なのです。

☞のような資格がビルメン四点セットと呼ばれるような資格群です。

一般的には「危険物乙4」の取得のメリットは「ガソリンスタンド⛽での給料が上がる!ガソスタでの需要が高い」などといったメリットが挙げられます。

なぜ、ビルメン四点セットに危険物乙4が含まれているのかというと、「ボイラー」の燃料に重油が使用されていることや、非常用発電機で使用されるようなディーゼル燃料A重油などを使用することがあるからでしょう。

つまりは、石油が絡む際に必要な基礎知識を備えていることが求められているのです。危険物乙4の資格を業務に活かす用途で取得するというよりかはこのような知識の吸収の用途で取得するほうが志望動機として多いようです。

自家用発電設備とは』や非常用予備発電設備の記事が参考になります。

このようなメリットが危険物乙4にはあります。

危険物乙4の合格率

次にそんな危険物乙4の取得の合格率、難易度を見ていきましょう。

危険物乙4の合格率(平成24年~令和元年度)

危険物乙4の合格率(平成24年度~令和元年度)

危険物乙4の平均合格率は平成24年~令和元年で33%となりました。平成24年度試験から受験者数、合格者数は減少しているものの合格率は近年40%弱を推移しており、以前と比べて高いようです。

この乙4の合格率が高いのか、低いのかどうかということで比較対象として他の乙種の分類と比較してみます。

1類
2類
3類
4類
5類
6類
68.4%
70.9%
69.2%
34.4%
69.4%
63.6%

この表を見るとわかるように乙4の合格率は乙種区分の中で最も低くなっています。

他の区分の合格率が高いことから、乙4を受けて撃沈するという受験者もいるようです。なぜ、乙4のみの難易度が高くなっているのでしょうか。数年前はごろごろ合格者を排出していた試験だけに難易度の向上に驚く過去の合格者も多いようです。

なぜ危険物乙4だけ合格率が低いのか?

それは、単純に試験内容が難化したことも一因として考えられますが、yahoo知恵袋によると、危険物乙4の受験会場で目にする光景にあるようです。。それは工業高校生の受験者が多いことです。合格率の低さに直結しているかどうかの真偽は不明ですが、参考までに。。

なぜ危険物乙4試験の合格率は低いのか?

なぜ危険物乙4試験の合格率は低いのか?

日々の授業や部活の合間にカリキュラムや就職のために危険物乙4を受験することがあります。

それなりの勉強時間をかけなければ合格は難しい試験ですが、日常で忙しい工業高校生が多く受験することから合格率が下がるという推測がなされているようです。

 

ただ、乙4の試験の受験者数は甲種の受験者数よりもかなり多く、その分合格率が下がっていることが一番の要因でしょう。

令和2年度の危険物乙4の合格率

そんな危険物乙4試験ですが、消防設備士試験と同様に一年の間に複数回試験が行われています。2020年令和2年度試験も順次開始されています。試験実施状況は現在(2020/10/14)段階で4月~7月まで公開されています。

令和2年度危険物乙4試験合格率(8月まで)

4月5月の合格率は低く推移しています。次に線形回帰分析によって九月以降の合格率予測をしてみます。

受験者数合格者数合格率
9月20,7658,03139%
10月21,5788,07537%
11月22,3918,29937%
12月23,2058,52337%
1月14,2586,05942%
2月15,0725,91439%
3月18,1006,96838%

危険物乙4の令和2年度試験の予測をしてみましたが、あくまでこれは予測の域をでないものです。ですが、これまでの試験の合格率の傾向からすると令和2年度試験はやや易化するのではないでしょうか。

危険物乙4の試験の合格率についてを紹介しましたが、この試験他の乙種の区分と比較しても合格率は低いですし、50%を切るほどの難易度となっているようです。言えることとすれば対策と怠ると思わぬ落とし穴があるということでしょか。

次にもう少し危険物乙4の難易度に踏み込み、他のビルメン四点セットと比べたときの難易度、試験内容についての難易度についてを見ていきましょう。

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危険物乙4の難易度

ビルメン4点セットとの比較

先ほども紹介したように、この危険物乙4はビルメン4点セットに含まれる資格のうちの一つです。この中での危険物乙4の合格率に基づく難易度はどの程度なのか?ということについてを見ていきましょう。

ビルメン4点セットと比較した危険物乙4合格率(合格率は平均値)

ビルメン4点セットと比較した危険物乙4合格率(合格率は平均値)

このように純粋な年度分の平均合格率で比較したときの合格率ランキングは「危険物乙4」が一番合格率が低い試験という結果になりました。

しかし、資格試験の合格率と試験の難易度は必ずしも比例関係にはありません。問題内容や受験生のレベル、合格基準などという変数が存在します。

確かに合格率では危険物乙4が最も低いようですが、この四点セットの中ではビルメン未経験者が一番初めに取得する場合もあります。

しばしばいわれるビルメン4点セットの取得順序は「電気工事士☞2級ボイラー☞危険物乙4☞冷3」という取得の筋道があるようです。これを難易度順ととると、危険物乙4の難易度は比較的高いようです。

試験内容でみる危険物乙4の難易度

合格率的には低いことが分かった「危険物乙4」ですが、その難易度は試験内容的にみてどれほど難しいのかということに関して合格者の声などを参考にしつつ紹介していきます。

危険物乙4の試験内容

出題科目問題数難易度
危険物に関する法令15問普通
基礎的な物理、基礎的な科学10問普通~やや難
危険物の性質並びにその火災予防、消火の方法10問普通

危険物乙4の試験内容は、基本的には理数系の学部、学科を卒業した方なら難易度は「普通」(知識ゼロでは合格は難しいが、対策すれば合格できるレベル)ランクです。理数系の学問から離れている方の場合ですと、物理、化学の問題で少し難しいと感じる「やや難」(勉強時間そこそこかかる)というレベル感です。

とはいっても、文系理系関係なく、問題の6割近くは暗記で対応できるような問題が出題されますので、勉強時間を確保し、きちんと対策していれば合格の可能性は高まる試験となっています。

合格率の低さを心配することなく、きちんとした対策を練っていれば合格の可能性はぐっと高まります。

そんな危険物乙4に合格するにはどのような勉強方法を取ったら合格できるでしょうか?

危険物乙4の勉強方法

参考書は1冊買ってそれと、公表問題をやるのみ。

工業高校時代に危険物乙4を合格したTさんが語る危険物乙4の勉強法

危険物乙4の勉強方法(画像はイメージ)

危険物乙4の勉強方法(*画像はイメージ)

おススメの参考書について

資格の勉強になると、何冊も参考書を買ってしまうことがあるということは、海の向こうのアメリカ人でもそうですし、全世界共通のことでしょう。

そうさせるのは「不安」から生じるものだとどこかの心理学者がのたまっていましたが、この危険物乙4試験対策に使用する参考書は1冊か2冊買うだけでいいということを合格者含め、資格学校の先生もおっしゃいます。

では、どんな参考書、テキストがいいのかということに関しては本当の意味での「おススメ」参考書などないので(肌に合う参考書は千差万別)、自分の知識レベル(物理や化学から離れているかどうか)から参考書を選ぶことがベストでしょう。

消防設備士試験でいえば、消防設備士といったら「工藤本!」というようなお決まりの参考書が合う人もいれば、合わない人もいます。まずは参考書や、テキストを買う前に手に取ってその判断を下すことが勉強方法の第一歩です。

難問奇問のオンパレードという試験ではないので、しいておススメの参考書をあげるとすれば、①基本事項と基本問題が解説してある参考書で、②イラストで図解してあったり、ひたすら問題を解くような形式の本だったりと自分の理解しやすい形式で書かれてあるかどうかという参考書はおススメです。

過去問の解き方と勉強時間について

そんな肌にあう参考書を手にしたら、あとは解くのみです。何を解くかというと、試験の実施母体消防試験研究センターが毎年公表している過去問題の一部の問題を解くのです。

参考書を2周くらいすると、初学者や化学、物理が記憶のかなたにある方でも解答できるようになります。

❶手ごたえを掴んだら間違えた問題を解き倒す。❷つかめなかったらもう一度参考書に戻って基本事項を見直す。この❶と❷の繰り返しで危険物乙4は合格できます。時間でいえば一日1時間×30日を私の場合は費やして合格できました。

モチベーションについて

受験を決めた当初は合格率の低さに唖然としましたが、同級生と合否をきそって勝ちたかったので、比較的真面目に対策した方です。この手の暗記が多い資格はモチベーション維持が最も肝心です。自分をどのようにモチベートするかというのも重要な勉強方法です。

私の場合はこのような感じで、危険物乙4を合格しました。合格率の低さに不安になる必要はなく、モチベーションを維持しつつ勉強をすることで落ちるリスクをだいぶ減らせる試験です。

まとめ

以上危険物乙4の試験のメリットや合格率、難易度についてを紹介してきましたが、この資格試験、対策を怠ると不合格になってしまう試験です。受験者数が多い分、申込してから受験をしない人もいますし、日常が忙しくて対策の時間に回せないという受験生もいます。

そんな中、真面目に勉強すれば裏切らないような試験内容となっています。可能な限り、勉強してみると案外合格は近づく可能性があります。

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