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消防設備士乙6とは?その位置づけ

ビルメンテナンス業界における資格について

ビルメンテナンス業界において、ビルメンテナンス会社は応募者や社員に対して資格を求めることがあります。

もちろん未経験でもビルメンテナンス業を担うことはできますが、資格を取得していると年収面での待遇が上がったり、資格手当をもらえることがあります。

ビルメンテンスにおける上位資格は上のような資格になります。

ビルメンテンスにおける上位資格は上のような資格になります。

ビルメン4点セットと呼ばれる資格群

ビルメン4点セットと呼ばれる資格群

 

 

 

 

 

そんなビルメンテナンス業における資格の中でも有名なものでは「ビルメン4点セット」「ビルメン上位資格(三種の神器とも)」などの資格群があります。プラスアルファで消防設備士乙4が求められることがあります。

また、「消防設備士乙6」もしばしばビルメンテナンス業界で取得推奨資格とされることがあります。この記事ではそんな消防設備士乙6に関する情報をお届けします。

消防設備士乙6とは?

消防設備士の資格の概要については☞「3分でわかる!消防設備士

消防設備士乙4の合格率などの資格情報については☞「消防設備士乙4の合格率

消防設備士の資格は甲種と乙種がありますが、甲種で1~5類、乙種で1~7類と資格の区分の種類が非常に広く存在しています。

扱う消防設備などによってその資格の区分は異なっていますが、そんな中消防設備士乙6(正式名所は消防設備士乙種6類)はどのような区分なのでしょうか。

分類
区分内容
乙4
自動火災報知設備、消防機関へ通報する火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備
乙6
消火器

このように消防設備士乙6の資格は消火器の整備と管理業務を行うための資格なのです。あらゆる施設には消防設備の設置が義務付けられています。

消防設備士乙6の取得は昇給につながる可能性があります。

消防設備士乙6の取得は昇給につながる可能性があります。

それゆえにこの消防設備士乙6の資格の需要は高く、昇級や転職の際に有利に働くことがあります。

しばしば、消防設備士乙6はビルメン四点セットのプラスアルファとして位置づけられています。

 

そんな消防設備士乙6ですが、取得の際の試験の合格率はどれほどなのでしょうか?

消防設備士乙6の合格率はいかほどに?

平成23年~29年の消防設備士乙6合格率推移

消防設備士乙6合格率推移(平成29年度~平成23年度試験)出典:

消防設備士乙6合格率推移(平成29年度~平成23年度試験)出典:消防試験センターより作成

消防設備士乙6試験の合格率は平均して38%となっています。受験者数は毎年おおよそ2万人で推移しています。合格者数に関しては平成26年度で9,200人と多くの合格者数を排出した年はあるもののおおよそ8,000人の合格者数で推移しています。

消防設備士乙6試験には受験資格はありません。設備管理業務系統のビルメンテナンス資格の中ではこの合格率は高い部類になるのではないでしょうか。

平成30年度消防設備士乙6の合格率

この記事の執筆段階(2018/11/11)では、消防設備士試験の合格結果は8月まで公開されています。

平成30年度消防設備士乙6:受験者数、合格者数、合格率(4月~8月分)

平成30年度消防設備士乙6:受験者数、合格者数、合格率(4月~8月分)

平成30年度試験はまだ実施されていますが、8月までの試験データは公表されています。毎年月の後半になるにつれて受験者数は増加しています。

4月、5月の試験では合格率が50%台と合格率が高くなっています。平成30年度試験に限らず4,5月の試験は合格率が高くなっているようです。

次に他の設備管理系統の資格と合格率に基づく消防設備士乙6の難易度についてを見ていきましょう

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案外、消防設備士乙6の難易度は高い⁉

合格率による難易度と、試験問題自体の難易度の両方から消防設備士乙6の難易度を調査しました。

消防設備士乙6の合格率と他の資格との比較

ここでは、消防設備士乙6の難易度がいったいどのくらいなのかを他の設備管理系統の資格と比べてみます。

他の設備管理関連の資格とは、ビルメン四点セットやビルメン上位資格である「電気主任技術者(3種)、電気工事士(2種)、ボイラー技士(2級)、冷凍機械責任者(3種)、消防設備士乙4、エネルギー管理士、ビル管理士」です。

ビルメンテンス資格合格率ランキング (合格率は最新のもの)

ビルメンテンス資格合格率ランキング (合格率は最新のもの)

他の設備管理系統の資格と合格率を比較してみると、この中で6位と順位的には下位となっています。

ビルメン上位資格の難易度を「高い」と設定すると、消防設備士乙6の難易度は「中~低い」という難易度になります。あくまでこれは合格率に基づく難易度ですので、参考程度という認識で大丈夫でしょう。

試験内容から見る消防設備士の難易度、過去問はない?

次にこの消防設備士乙6の試験内容の難易度を見ていきましょう。

消防設備士乙6の試験の難易度はどうなの

消防設備士乙6の試験の難易度はどうなの

難易度はどういう定義なのか?

一般的に難易度が高い資格試験というのは、合格率が低くて合格の可能性が低い試験か、参考書や過去問が公表、販売されておらず敷居が高い試験か、試験内容が難問奇問でそのような問題を解くことが要求されるような試験かなどいくつか要因があります。

 

消防設備士乙6の過去問はない⁉

消防設備士乙6試験を受験した方ならご存知かもしれませんが、問題用紙を持ち帰ることが禁止されています。なので、過去問はありません

ちなみに試験実施母体である消防試験研究センターが公表している過去に出題された問題の一部は公表されています(*許可のない二次利用が禁止のコンテンツとなっています。)

試験内容の難易度はどうなのか?

試験内容(乙6)
筆記試験出題数
基礎知識機械に関する部分5
電気に関する部分-
消防関係法令共通部分6
6類に関する部分4
構造・機能・工事・整備機械に関する部分9
電気に関する部分-
規格に関する部分6
合計30
実技鑑別等5
製図-

試験形式は4肢択一の筆記試験が30問、実技(鑑別等)は5問出題されます。合格基準として各科目の点数が40%以上、筆記試験全体で60%以上、実技で60%の点数が必要になり、足切りがある試験です。。

試験の難易度の指標の一つとして「勉強時間」も含まれますが、消防設備士乙6の勉強時間はしばしば「1か月」とされるような試験です。参考書や問題集から傾向を掴めるようになると、同じような問題が多く出題されているのです。

消防設備士乙6の筆記試験はいかに「基礎的知識」の計算問題を解けるかということと、暗記が大事

消防設備士乙6の筆記試験はいかに「基礎的知識」の計算問題を解けるかということと、暗記が大事

 

暗記で解けるような問題と、実技試験のイラスト問題は基礎的な得点源で、曲げモーメント問題のような難しい計算問題を解けることで合格の可能性を高めるでしょう。

暗記科目が多いことと、必要とされる勉強時間を考えると、消防設備士乙6の難易度は「低い~中」というレベル感でしょう。

まとめ

以上消防設備士乙6の合格率や、難易度についてを紹介してきましたが、よく関連して取得される他のビルメンテナンス系統の資格(上位資格、四点セット)と比較しても取得しやすい資格なのではないでしょうか。

消防設備士乙6の資格をとって、仕事があるのかどうかということに関しては、この消防設備士という資格職、電気工事士に次ぐ求人情報の多さなのです。

どんな施設にも消火器が設置されていることから、消防設備士乙6の需要は相当に高くなっているようです。

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