今回お話を伺ったのは、埼玉県草加市に本店を構える株式会社彩光建設様。
2020年6月には戸田建設とのJVで草加市新庁舎の建設工事を受注するなど、成長を続けています。
創業から今日に至るまでの経緯や、今後の展望について聞いてみました。
創業からの沿革
ー まずは創業からの沿革を教えてください。
高野社長:
創業はちょうどバブル崩壊の頃になります。きっかけは、当時私が勤めていた建設会社が倒産したことです。
当初は建設以外の業界も含めて転職活動も行っていましたが、自分自身が倒産した会社の番頭的な立場だったこともあり、なかなかマッチする会社がありませんでした。そこで、もう自分で立ち上げようという考えに至りました。
ー そのようなきっかけだったのですね。ご苦労がおありだったのではないでしょうか?
高野社長:
特に始めは、お金も信用も無い状態でしたから、仕事を取るのが大変でした。
まずは、知り合いや前職のつてをたどって仕事を探して、何万円、何十万円という小規模の工事を請けるところからのスタートでした。
今では大きな案件も取れるようにはなってきましたが、それでも競争入札で仕事を取るのは簡単ではありません。神様からの授かりもののように思っています。
成長の秘密
ー なるほど。お金も信用も無いという状態から、一体どうやってここまで成長してきたのでしょうか?
高野社長:
前職で支社長を務めていた笠原さん(現・彩光建設顧問)の力を借りて官公庁案件に進出をしたことは1つの転機ですね。今では本店がある草加市、事業所がある都の官公庁案件が仕事の7割を占めており、事業の中心になっています。
横溝部長:
特に草加市では、実績・信頼を積み重ねた結果、入札資格者としてAランクに格付けされています。これは建築会社では8社しか存在しません。草加市新庁舎の建設工事を受注できたのも、このおかげです。1つ会社のステージが変わったことの象徴だと思っています。
ー そうだったのですね。一体どうやってそれだけの実績や信頼を獲得する事ができたのでしょうか?
高野社長:
皆で力を合わせようという意識が強いのだと思います。そうでなければ、大きな会社には勝てませんから。日々「皆で力を合わせていこう」ということを訴えかけています。
笠原顧問:
社長は従業員を本当に家族のように扱っている。だから皆が一丸になれているのだと思います。ご自分では言いませんが、社長の人柄によるところは大変大きいと思いますよ。
求める人材
ー ありがとうございます。最後に、今後について聞かせてください。今回、弊社からは20代で業界未経験の若手をご紹介し、有り難いことにご採用までいただきました。今後の成長に向けて、どういった人材を求めていらっしゃいますか?
笠原顧問:
やはり会社としては、見込みのある若手だけでなく、技術・経験のある方を求めています。30~50代の方がベストですが、60代でもバリバリできる方でしたら、歓迎です。
横溝部長:
資格のある技術者の方は、現場でも即戦力になりますし、案件の受注にもつながります。技術者の方が足りなければ、取れる案件も取れませんので、これからさらに会社が大きくなっていくためにも、ぜひ来ていただきたいです。
笠原顧問:
即戦力という意味では、資格を持っているだけでなく、実際に現場で自分自身で工程管理や品質管理の実務をやっていた経験が非常に大事だと考えています。そのような方に、ぜひ来ていただきたいです。
ー 分かりました。次回は是非そのような方をご紹介させていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
株式会社彩光建設様は、現在も積極採用中です。
ご興味のある方は、建職バンクにご相談ください。