電験三種の参考書ってたくさんありますよね。
本屋さんや通販などを探しても、数が多くなかなか決めることができないと思います。
今回は、そんな悩みを解決します。
読み終わる頃には、
「じゃーこの参考書を買おう!」
となっているはずです。
電験三種の試験勉強には、参考書・過去問・問題集が必要
電験三種の資格を取得する際には、3つのものが必要になります。
1 過去問題集
1つ目は過去問題集です。
過去問は文字通り、過去の試験問題のことを指します。
ある程度勉強したら実際に過去問を使って、テスト形式に慣れることが重要です。
目安としては、10年分を、2周から3周は行いましょう。
過去問は解く時間以上に、解き直しに時間をかけることでより効果を発揮します。
そのため、より解説の詳しい過去問題集を購入するようにしましょう。
解き方としては
最新の過去問を解く→解き直しを行う→1年前の過去問を解く→解き直しを行う→‥‥→最初に戻って最新の過去問を解く→解き直しをする→‥‥
という方法が一番良いです。
優先順位としては、解く年数の数よりも、繰り返す数を大事にしましょう。
2 参考書
2つ目は、参考書です。
電験三種の基礎を勉強するために必要不可欠です。
問題を解く前に、参考書で原理や考え方、解き方を覚えましょう。
そのために参考書は、自分にとってわかりやすく、基礎的なものを選びましょう。
3 問題集
3つ目は、問題集です。
過去問や参考書の問題を解くだけでは、問題量が足りません。
必ず問題集で計算量を増やしましょう。
問題集も、問題量よりも解説の詳しいものを買うことがベストです。
電験三種の参考書はどのように選べばいいのか
次にどのように選べばいいのかについて説明します。
1 自分のレベルにあった参考書や問題集を買う。
これが一番大事です。
参考書や問題集は自分のレベルにあったものを買いましょう。
例えば、初めて勉強する人が難しい参考書を買ってしまうと、難しすぎて勉強する意欲を失ってしまい、途中で挫折してしまうパターンが非常に多いです。
資格のテストでは、高得点を取る必要はありません。つまり合格点を取れば良いのです。
基礎をしっかりマスターすれば、合格点を取ることができるので、基礎からしっかりと勉強して、余裕があればより難しい参考書にもチャレンジしてみましょう!
2 自分の勉強しやすい参考書や問題集を買う。
これを見極めることは、難しいですが、見極める方法としては
『軽く全体を読んでみて、読みづらくなければOK』
ということです。
参考書によっては、文字ばかりで多くの情報が入っている分厚い本から、イラストが多くわかりやすさを追求している本まで様々な種類のものが存在します。
そこで、ネット上の情報だけを鵜呑みにして、オンラインなどで購入してしまうと、買ってから読みづらいということがよくあります。
参考書や問題集は、中身をみてから買うことをオススメします!
3 最新のデータの参考書や問題集を買う。
参考書はなるべく最新のものを買うことをオススメします。
電験三種の試験内容や出題傾向は年々変化しています。
古い参考書を買ってしまうと、いざ試験問題を解いた時に
「この問題、参考書で勉強したことがない」
となる可能性があります。
そのため、新しい参考書や問題集を買うことが望ましいですが、もし
「新しい版は高いから、古い版を買いたい」
という人は今年の試験内容や出題範囲が変わってないかを調べた上で慎重に購入することをオススメします。
4 信頼や実績のある参考書や問題集を買う
購入する前に、実績や信頼のある参考書や問題集なのかを確認しましょう。
- 通販サイトのレビューを確認する
- 今までの販売実績はどれくらいか
- どこの会社が出版しているのか
信頼、実績、人気がある参考書は勉強のしやすさやテストの出題形式を的確に捉えています。なので、しっかりと確認しましょう。
電験三種のオススメの参考書
電験三種のオススメの参考書をご紹介します。
1 初級者向け
まずは基礎的な参考書をご紹介します。
みんなが欲しかったシリーズ
非常に基礎的な参考書です。
図解も非常に丁寧で、フルカラーで見やすいです。
初めて勉強するには、非常にオススメの参考書です。
このシリーズは普通の参考書に問題集がセットになっており、一冊で二役こなすことができる万能型です。
さらに、10年分の過去問題集やさらに基礎的な参考書も存在するため、もしこのシリーズを使うのであれば、少し高いですが、一式揃えることがオススメです。
2 中級向け
ニューこれだけシリーズ
こちらはみんなが欲しかったシリーズに比べて、少し難しめです。
問題の量は多いですが、解説が簡略化されており、初心者には少し難しいかもしれません。
3 上級者向け
スイスイわかるシリーズ
こちらは参考書というよりは、演習問題に少し近いです。
問題数が非常に多く網羅性が高い一方で、説明や解説のところで簡略的な説明が多いです。
基本事項の解説が少し手薄ではありますが、問題自体の質は良いので、問題集として使うのもありでしょう。
他に参考書はたくさんありますが、筆者的にこの3つをオススメします。
教材 | みんなが欲しかったシリーズ | ニューこれだけシリーズ | スイスイわかるシリーズ |
値段 | 13200円(4冊分+問題集付き) | 12430円(4冊分) | 8350円(4冊分) |
難易度 | 易 | 易〜難 | 難 |
わかりやすさ | ◎ | ◯ | ◯ |
ページ数 | 2952ページ(4冊分) | 1662ページ(4冊分) | 1031ページ(4冊分) |
問題数 | やや多(参考書に問題集も付いている) | 多 | 多 |
解説数 | 多 | やや多 | 中 |
カラー度合い | ◎ | ◯ | △ |
読みやすさ | ◎ | ◎ | ◯ |
電験三種のオススメの問題集
問題集はこの2つをオススメします。
1 電験三種 演習問題集
これは非常にオススメです。
基礎から応用まで網羅的に演習量をこなすことができるため、苦手な単元を克服する、または得意な科目を伸ばすことができるオススメの問題集です。
2 ニューこれだけシリーズ
実は参考書として購入されることが多いですが、問題量が多いため、問題集としても使うことができます。
ただ、電験三種 演習問題集と比べて解説は少し簡略的なので、そこは少し気をつけましょう。
演習量をこなすことは非常に重要ですが、中途半端に終わってしまうようでしたら、参考書に付いている問題のみでもOKです。
余裕がある人は、ぜひチャレンジしてみてください!
参考書や問題集の使い方
では、参考書や問題集をどのように使えばいいのでしょうか。ここでオススメの勉強法をご紹介します。
最初は参考書を中心に勉強し、その後問題集を中心に勉強し、最後に過去問を中心に勉強する、なだれ方式の勉強法です。
1 まず最初に参考書を一周する。
参考書は説明だけではなく、例題や練習問題もついています。
参考書を勉強することで、基礎知識を一通り学ぶことができます。そのため、まずは参考書を一周しましょう。
ここでのコツは、完璧を目指さないことです。ある程度わからない単元があっても読み進めましょう。
2 問題集を中心に進め、わからない箇所は参考書で調べる。
参考書が一通り終わったら、次は問題集を進めていきます。
問題集は最初から順に解きましょう。
もし解説を見ても分からなければ、参考書を使って調べましょう。
問題集を解く時間がない方は、3の過去問を仕上げる段階に進んでも構いません。
ただし、その分参考書に付いている問題をよりしっかりと解きましょう。
3 問題集が一通り終わったら、過去問を仕上げる。
最後は過去問を中心に勉強します。
目安としては、10年分を2周は解きましょう。
過去問は基礎から応用まで幅広い問題が出題されます。
合格点をコンスタントに取るまでは、繰り返し勉強して下さい。
解き直しの際は解説だけでなく、問題集や参考書を使って見直しをすることが重要です。
どこで買うべき?
最後におまけとして、どこで買うことができるのかを軽くお伝えします。
1 ブックオフなどの古本屋
『安く買いたい』という方はオススメです。
どのような内容のものがあるのかを調べることもできます。
ただし、最新版がほとんどありません。
基本的に数年前のものが多いので、もし大幅にテスト形式や出題範囲が変更するようなことがあれば、本屋さんで最新版を買うことをオススメします。
2 メルカリなどのフリマアプリ
こちらも古本屋のように安い参考書や問題集が出品されていることが非常に多いです。
しかも検索する際に、最新のものをフィルターにかけることもできるので、古本屋などに比べて最新版が見つかる可能性があります。
ただオンラインで購入するため、中身が見れないというデメリットがあります。
さらに出品されていない可能性もあるため、買えない可能性があるというデメリットも存在します。
3 本屋さんやamazonなどのオンラインショップ
最新版を購入することもできますし、よほどのことがない限り在庫切れにはならないためオススメです。
ただ、上2つに比べて購入価格は当然高くなります。
なので、よく考えてから購入しましょう。
まとめ
今回は、電験三種の参考書についてご紹介しました。
もちろん他の参考書も数多く出版されていますが、基本的に紹介した参考書や問題集の中から選ぶことがベストといえるでしょう。
最後はご自身の目で、自分が本当に理解やすい本なのかどうかを見極めた上で、選択して下さい。
もし、講座や塾に通っているなら、、、
もしもTACなどの資格講座や塾に通っているのであれば、参考書や問題集を購入したい気持ちはわかりますが、買わなくてもいいでしょう。
基本的に資格講座などは、講座をマスターすることで合格できるようなカリキュラムを組んでいます。
そのため、あまり問題集や参考書を別途購入することはあまりオススメできません。
過去問はやるべきなので、講座+過去問題集という組み合わせで購入しましょう。
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