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太陽光発電の導入を検討している方の中には、本当に安定して発電できるのか、事前にどのくらいの発電量が期待できるのかなど、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。まずは太陽光発電によってどのくらいの量の電気を発電できるのか見ていきましょう。

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太陽光発電の一日当たりの発電量の目安とは

まず気になるのは太陽光発電は一日にどのくらい発電することができるのかではないでしょうか。家庭で使用する電気をどのくらいまかなえるのかは、太陽光発電を導入しようと考えるうえで抑えておきべき大切な情報です。

2.5~3.8kWh/kWが一日当たりの目安

太陽光発電の発電量は、1kW当たり年間で900~1400kWhほどで、一日当たり平均2.5~3.8kWh/kWが目安となります。しかし、常に同じ量を発電することができるわけではなく、季節や天候、温度などによって発電量は大きく左右されます。日照量が少ない冬や、太陽光パネルの温度が上がり発電効率が悪くなる夏は、太陽光発電にとって最適な時期である春と比べると発電量が少なくなるのです。また、天気の悪い日は快晴の日に比べると発電量が半分程度になります。

月別発電量の推移

1kW当たりの一日の発電量
1月2.85kWh/日
2月3.27kWh/日
3月3.49kWh/日
4月3.89kWh/日
5月3.89kWh/日
6月3.28kWh/日
7月3.47kWh/日
8月3.75kWh/日
9月3.39kWh/日
10月3.19kWh/日
11月2.69kWh/日
12月2.64kWh/日

(こちらのデータを微妙に変更して掲載しています。http://standard-project.net/solar/hatsudenryo_1day.html)

この表を見ると、日照時間の短い11月、12月、1月の一日当たりの発電量は他の月に比べ少ないことがわかります。また、日照時間が長く発電量が多くなるように思える8月の発電量が、4月、5月の発電量よりも少ないこともわかります。

10kwの太陽光発電を設置するための面積

では実際に太陽光発電を設置するためにはどのくらいの面積が必要になるのでしょうか。今回は10kWの電力を出力する場合の設置面積を考えてみたいと思います。

おおよそ15坪が必要

太陽光発電に必要な設置面積は、太陽光パネル1つあたりの出力と必要なパネルの枚数によって決まります。太陽光パネル一枚の発電量が250Wの場合、10kWの電力を出力するために必要なパネルは40枚となり、設置作業やメンテナンスのためのスペースも含めると、15坪ほどの面積が必要となります。

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発電効率で比較!太陽光発電メーカーランキング

太陽光発電の設備を購入する際にどのメーカーのものを選べばいいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。今回は発電時の変換効率の良さを基準に、上位3つのメーカーをご紹介します。

 

1位 東芝     最大発電量 250W 変換効率20.1%

2位 パナソニック 最大発電量 250W 変換効率19.5%

3位 シャープ   最大発電量 210W 変換効率18.2%

 

東芝とパナソニックは最大発電量は同じですが、変換効率を比較すると東芝のほうが効率が良いことがわかります。3位のシャープは最大発電量が210Wと少し少なめですが、変換効率は18.2%で、比較的高い変換効率を持っています。

無料の太陽光発電シミュレーションサイト3選

太陽光発電は発電設備を設置する地域や建物の立地条件によっても発電量が変わってきます。では、実際に自宅で太陽光発電を行った場合、発電量はどのくらいになるのでしょうか。太陽光発電シュミレーションサイトでは設置する地域や建物の情報を入れることで大まかな発電量を知ることができます。

ソーラーフロンティア

住んでいる地域や屋根についての質問に答えるだけの簡単シュミレーションです。太陽光発電の年間推定発電量のほか、余剰電気を売買した際の1年間の推定収入などを調べることができます。http://www.solar-frontier.com/jpn/residential/simulation/

省エネ.com

グーグルマップを使い、実際の家の写真を元にシュミレーションするサイトです。太陽光発電に向いているかの評価や、どのくらいの設備を設置できるか。年間予想発電量などのほかに、補助金の金額まで教えてくれます。http://www.smart-house.bz/shindan/shouene_nicosola/index.php

カナディアンソーラー

住んでいる地域と屋根についての3問の質問に答えるだけの簡単シュミレーションです。太陽光パネルの枚数や、年間推定発電量、年間経済効果のほか、1年間の月別推定発電量のグラフを見ることができます。https://canadiansolar.co.jp/residential/tabid81.html

発電量が低下したときの原因と解決策

太陽光パネルの寿命は20年ほどと言われています。しかし、常に一定量の発電量を維持できるわけではなく、発電量が低下してしまうこともあります。では、発電量が低下する原因はどのようなものなのでしょうか。

発電量低下原因

発電量の低下の原因には次のようなものがあります。

1.経年劣化

2.太陽光パネルの汚れ

3.ガラスやパネル内部の劣化

4.気温の上昇による発電効率の低下

5.電圧上昇抑制

発電量を低下させない3つの対策方法

発電量を低下させないためにはどのようなことをすればよいのでしょうか。次は発電量が低下することを防ぐためにできる対策方法をご紹介します。

1.定期的にメンテナンスをする

太陽光パネルはメンテナンス不要と言われることもありますが、定期的にメンテナンスを行うことで、発電量低下の原因である経年劣化や、ガラスやパネル内部の劣化にいち早く気づくことができます。「太陽光発電のメンテナンスについて

2.こまめに掃除をする

太陽光パネルはガラス製で汚れを雨で洗い流すようになっていますが、流れない汚れが蓄積すると発電量は低下します。こまめにパネルを掃除することで発電量の低下を防ぎましょう。太陽光パネル専門の清掃業者もありますので、委託することも可能です。

3.発電量をモニタリングする

毎日の発電量をモニタリングし、きちんとチェックしておくことで、発電設備に何らかのトラブルが起きた場合に発電量の異常から、すばやく問題を発見・対処することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は太陽光発電を導入する前に知りたい一日の発電量や設置面積、実際に太陽光発電を導入した場合に起こりえる発電量の低下と対処方法などをご紹介しました。決して安い買い物ではない太陽光発電。設置環境などを十分検討したうえで導入したいですね。

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