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電気工事士という資格職は長年人気の高い資格職として有名です。というのも手に職就けるような資格職ですし、不況時にも比較的安定的な収入を確保できるような電気工事に携わることのできる国家資格です。

ですが、世の中の仕事すべてに当てはまるようなことですが、職業にはきついことと楽しいことの車の両輪で成り立っています。今回の記事では電気工事士のきついこと、楽しいことを実際に職場で働く電気工事士の声を参考に紹介します。

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電気工事士、きついこと

電気工事士きついことその❶見習い期間はとにかくきつい

30代男性(個人住宅向け屋内配線工事等従事)

「建設業界に初めて踏み入れるとわかることかもしれません。私がきついと思うことは見習い期間の経験です。

電気工事士としての仕事で特にきついのは見習い期間の日々です。すべての現場がそうとは限らないのですが、やはり上下関係は厳しいです。高校を卒業して電気工事士として仕事を始めたてのころ、いつも上司の先輩と行動を共にしていました。

当時は一日でも早く一人前の電気工事士として独り立ちしなければ先輩に悪いという思いで働いていました。とはいっても失敗は連続するもので、失敗する度に先輩に怒られるような毎日でした。そうした意味で見習い時期はきつい、きつかった思い出が強く残っていますが、多くの電気工事士が通る道ですので、きついことも我慢が大事だと思います。」

見習い期間というのは大量のインプットをしなければ独り立ちできないといった理由から多くの業務をこなす必要があるので、そうした業務量の多さから「きつい」と感じることが多いようです。

電気工事士のきついこと❷気を使うことが多い

20代男性(電気工事)

「工事というのは多くの業者が関わり一つの物を完成させる工程です。当然その分多くの人に気を使うことが多くなります。コミュニケーションを活発に行い工事を完成させなければならないのです。」

「電気工事問わず、多くの職人とコミュニケーションをとる職業です。その中でどうしても自分の意図をくみ取ってもらえず、施工ミスや発注ミスが発生してしまいます。どうすればコミュニケーションがうまくいくかについては常に悩まされますし、その分、信頼を構築するまではどうしても気を使ってしまいます。最近だと、東京オリンピックに向けて政府が外国人の建設業界での雇用を推進するような政策を始めましたが、外国人の講習などを受け持ったときは語学力の壁があって、コミュニケーションに相当気を使いました。」

電気工事士の仕事をきついと思うことの理由の一つに「コミュニケーションにより生じる気遣い」があるようです。気を使うことが多いのは、チームで仕事をするような職業によくみられる傾向ですが、建設業界においては場合によってはコミュニケーション次第で命に係る事態に陥る可能性があるので、十分なコミュニケーションが必要とされています。

そんなコミュニケーションもまだなじめていない場合だと、どうしても気を使ってしまうことが多くなるようです。そのことがストレスにもつながるようです。

電気工事士のきついこと❸人手不足だから仕事量が多い

30代男性(施工管理)

「建設業界や設備管理業界は得てして人手不足です。数年前からこの業界の人手不足については指摘されてはいましたが、電気工事の現場でも、そのことを肌で感じるようになりました。せっかく電気工事の案件を受注し、設計・施工・保守というプロセスの中で仕事をしていても、どうしても人手不足で一人当たりの仕事量が増えてしまいます。そうなると、帰宅する時間も遅くなりますし、体力仕事なので、身体もきつくなります。サラリーマン川柳によくそうした仕事量の多さを嘆くような川柳を寄稿するほどでした。」

「なにより体が資本のような業界ですので、人手不足の波が押し寄せることはきついです。それに巷で話題の働き方改革なる政策も中々建設業界では何食わぬ顔です。本格的に働き方改革が建設業界で始動すると今度は工期の遅れが発生しそうですが、それはまたそのときで仕事が増えるかもしれません。ただ、仕事が増えることはきついことばかりではありませんが。」

現在、建設業界は人手不足の波が押し寄せている業界の一つです。現場に人がいなくて一人当たりの仕事量が増えてしまうと、どうしても様々な支障がでてきます。先の国立競技場での過労死事件も記憶に新しいですが、ITを活用した業務の効率化や、建設業界での本当の働き方改革は必要不可欠でしょう。

60代男性(がいし引き工事職人)

「がいし引き工事は長年需要のある施工方法でした。しかし、現在ではそんながいし引き工事もあまり用いられることがなくなりました。それは新しい工法が出てきたりしたからですが、がいし引き工事は今やレトロな飲食店やリノベ、リフォームでレトロな内装にしたい個人住宅向けの仕事がほとんどになりました。がいし引き工事はしばしば美しい工事方法だといいます。しかし、この美しい工事方法も後継者がいないと後先何年もつづきません。こうした後継者不足もまた、きついことです。」

以上のように電気工事士のきついとされることを紹介してきましたが、きついことの裏側には楽しいこと、やりがいに感じることがあります。次に電気工事士で楽しいとされることを紹介します。

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電気工事士、楽しいこと

楽しいこと❶自分にしかできない事がある

30代男性(個人住宅向け屋内配線工事等従事)

「見習い期間を終えて、しっかりと技術力と人間的な成長を続けてくことができれば立派な電気工事士として活躍できます。電気工事士の仕事は、電気工事士法に定めがあるように、その資格を保持していなければほとんどの電気工事はできない仕事です。ですので、電気工事士としての仕事を通してこれまでお客さんの悩みを多く解決してきたことは非常にやりがいに通ずるものがあります。特に現在、見習い期間を経て、会社務めをした後に電気工事士として一人親方をやっています。

一人親方として、案件を獲得し依頼内容通りに電気工事を行うことができた際にはやりがいを感じます。エアコンの取り付け工事にしても、手を抜かずに一生懸命にやることが大事で、その後にお金を頂く。どんな仕事であってもやりがいを感じるには一生懸命にやることが重要だということを電気工事士として仕事をしてきたこれまでを振り返り、思います。」

電気工事士の仕事は、国家資格「電気工事士」の免状を受けていないとできないものがほとんどです。それゆえにお客さんからの感謝を受ける仕事です。「地図に残る仕事」ができるというのは電気工事士の仕事の大きなやりがいになっているでしょう。

電気工事士の楽しいこと❷電気の知識を深めることの楽しさ

20代男性(電気工事)

「電気を扱う仕事ですから電気の知識は強電弱電問わず、ある程度しっていはいます。そうはいっても電気というものは奥が深い世界で、常に知らないことだらけです。最近だと、電気自動車、新しい蓄電池や再生可能エネルギー設備の普及が進んでいます。そうした新しい設備等が電気的な理論面でどうやって発電・蓄電・創電しているのかについて気になることが多いです。

また、電気工事業界は資格が必要になりますが、電気工事士の資格よりも難しい電気の資格があります。電験や電気工事施工管理といった資格です。そうした電気工事士より難しい資格の勉強をしているときに、どんどん電気を知っていくときがうれしく思う瞬間です。」

まとめ

以上、電気工事士のきついと感じることと、楽しいと感じることについてを紹介してきましたが、電気工事士の仕事はきついことがある反面楽しいと感じられるような仕事であることがわかります。人手不足とされる電気工事士の需要は高いですし、その分求人数が多く、給料も経験と年数で上がってくる資格職です。

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