「施工管理を辞めたい」と言っても人によって、辞めたい理由は様々であると思います。

施工管理の仕事内容が辛く辞めたいのか、周りの人間関係がうまくいかず辞めたいのか、仕事環境に不満があり辞めたいのか、実は施工管理という仕事がイヤなわけではなく、今の会社がイヤなだけというパターンもあります。

自分でしっかり、辞めたい理由を明確にすることは大切です。

この記事では「施工管理自体を辞めたい場合」「今の会社を辞めて、施工管理を続けたい場合」それぞれのパターンについて、やめたいときの対処法を書いていきます。

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施工管理やめたいときの選択肢

もう施工管理を辞めたい場合

[選択肢1] 施工管理の経験を生かして同じ業界の他職種に転職

《不動産仲介営業》

家やビルなど、工事で出来上がった建物を販売する仕事になります。

建物を売買するには、その建物を正当に見極め評価する目が必要となります。建物を作る側である施工管理として培った知識・経験が多いに役立つ仕事と言えます。

《不動産開発業者》

新しい住宅地やリゾート地の開発・造成など、大規模な不動産開発や再開発を行う立場のことです。

開発・再開発を企画し、業者を選定して施工管理者に工事依頼をかける立場となるため、施工管理として現場で積んだ経験が役立ちます。

《設備管理》

「ビルメン」とも呼ばれる仕事です。

ビルやマンションなどの設備を定期的に点検し、適切な状態に管理・維持する仕事です。

必要に応じて業者に修理依頼する立場でもあるので、施工管理として建物を作るなかで得た経験が活かせるでしょう。

[選択肢2] 業種さえも変える転職

異業種に転職するのも選択の1つとしてあります。

転職するときのコツやアドバイスは以下になります。

①未経験採用の多い職種を選ぶ

中でも一般的に未経験でも採用されやすい職種は、販売営業などです。

②退職理由と志望動機を明確にしておく

 理由は「なぜ施工管理を辞めたのか」という退職理由の伝え方によって、担当採用者の印象を大きく変えます。

③自己分析をしっかりしておく

今までの経験を新しい場所でどのように活かせるかを考えてみましょう。

自分はどのような性格で、どのような仕事ができるのかを振り返ることで、業種が違っても役立つスキルが見つかるはずです。

④転職エージェントを利用する

転職が初めての人は、転職活動のノウハウがわからない場合が多いことでしょう。

そんな人は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントとは、応募書類の作成面接対策などを無料でサポートしてくれるサービスのことです。

未経験から異業種へ転職する場合も、施工管理の経験を活かして転職する場合も、転職エージェントが心強い味方になってくれるでしょう。

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[選択肢3] フリーター

 もう責任や自分の時間が取れないことに精神的にも限界がきてしまった方にはフリーターという選択肢もあります。

自分の時間も確保することができて、好きなだけ寝たり遊んだりすることだってやろうと思えばできてしまうのがフリーターです。

しかし、生涯、フリーターでいることはよくない結果を招くと考えます。

この期間に資格の勉強をしたりして、社会復帰は考えておいたほうがいいでしょう。

また、転職エージェントなら専門のコンサルタントに相談しながら背中を押してもらえるので、社会復帰もしやすくなります。

[選択肢4] 自分探しの旅

仕事を辞めて「旅」に出かけて自分との対話する時間を作ることもとても大切です。

自分のことを全く知らない、新たな人と出会って自分のことを改めて、客観的に見ることもできます。

また、自分と対話する時間を作ることによって「自分の理想の生き方」にも気づくことができるかもしれません。

今の会社を辞めて、まだ施工管理を続けたい場合

[選択肢1] 転職 

同じ施工管理に転職する場合、今の労働と賃金を考慮して、転職した結果自分で満足できるものなら転職の意味があります。

転職して給料がさらに良くなるなら、現状からから逃げるのではなくて、より良い生活をするための転職になります。

また、給料は変わらないけれど、労働時間が減るのであれば、自分で使える時間も増えて、より充実した人生を歩むための転職をすることになります。

[選択肢2] 起業

起業する場合には、資格が必要になってきます。独立して施工管理技術者として会社設立するためには2級以上の施工管理技士の資格が必要になります。

また、建築主から直接仕事を受注する元請け企業を目指すなら2級以上の建築施工管理技士の資格が求められます。

さらに、土木工事を行う企業を設立するには2級以上の土木施工管理技士の資格が必要になります。

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