現場仕事をやっていると、ふと「自分は向いていないのかも。」と思う瞬間があります。
本当に向いていないのか、自分で判断するのはとても難しいことです。
また、向いてないと感じていても、「現場の仕事は続けたい。」という方のために、注意点も紹介します。
向き不向きはある
現在、世の中には数え切れないほど、様々な仕事があります。
さらに、その仕事の数だけ人によって「向き不向き」はあります。
自分にとってはやりがいの感じる仕事でも、他の人にとっては苦痛な仕事かもしれません。
反対に、自分にとって苦痛な仕事でも、他の人にとってはやりがいの感じる仕事もあります。
しかし、簡単に「向いていない」と諦めてしまうことは、もったいないことでもあります。
続けていくうちに、やりがいを感じられることがあるかもしれません。
また、現在の状況や、何かの要因で「今の仕事は自分に向いていないのでは?」と感じている可能性があります。
現場仕事に向いてない人の特徴
まず、現場仕事の仕事の特徴から「向いてない」と感じる人も多いです。
現場の仕事の特性上、向いていない人の特徴を紹介します。
早起きが苦手
現場仕事の特徴の一つとして「朝が早いこと」があります。
一度会社に集合し、乗り合わせて作業現場に向かうことが基本的なので会社に7時集合、作業現場が遠ければ6時集合なんてことも多々あります。
また、現場仕事は基本的に一定期間で、作業現場が変わります。
もちろん、場所によって集合時間が変化するので、それに伴って起きる時間も変化します。
起きる時間が変化してしまうことも、早起きが苦手な人にとっては、苦痛になります。
我慢弱い
下積み期間も長く、先輩にこき使われることもたくさんあります。
現場では危険が常に伴う仕事でもあるので、強い口調で指示されることもたくさんあります。
また、外仕事がほとんどですので、夏はとても暑い中、冬は寒い中仕事を行います。
我慢強さが必要になってきます。
自分の時間が欲しい人
現場仕事は週休1日のところがとても多いです。
現場が遠いと、「朝6時前に家を出て、夜8時過ぎに家に帰ってきて、また明日のために夜12時には寝床に入る」というような生活を繰り返します。
遊びに行ったり、趣味に時間を使ったりなど「自分の時間が欲しい人」には退屈で辛く感じる毎日かもしれません。
また、現場仕事で毎日動き回ることと、週休1日がベースなので、「体力に自信がない人」も向いてないと言えるでしょう。
人見知りが激しい
ご存知の通り、一つの建築物を完成させるには、たくさんの業務の人が関わります。
その中で、他の業務を担当する人とのコミュニケーションは必須です。
また、誰しもはじめは分からないことだらけです。分からないことを、分からないままでいるとミスにつながります。
先輩に怒られることはもちろん、大きな危険につながります。
人見知りが激しく、他人とのコミュニケーションが難しいという人は、現場仕事は難しいでしょう。
大雑把
また「大雑把」も現場仕事に向いてない人の特徴の1つです。
建設や土木の仕事は小さなズレも許されない仕事です。ガテン系の仕事を行なっている人は「大雑把」な男らしいイメージがありますが、仕事となると「丁寧」です。
もちろん、作業のスピードも求められる仕事ではありますが、1番は「丁寧さ」が求められる仕事です。
向いてないと思う現場を続ける時の注意点
「現場の仕事向いてないな…。」と思いつつも、やめるか迷っている人はたくさんいます。
「もう少し仕事を続けたら楽しいかもしれない。」や「ここで辞めたら逃げだ。」など様々な意見を、みなさん抱えています。
そんな人のために、「向いてないと感じる現場仕事を続ける注意点」を紹介します。
ここでのポイントは何よりも「ストレスとうまく向き合う」ことが大切です。
「ストレス」を溜め込んでしまうことが、1番心にも体にもマイナスなことです。
相談できる人を作っておく
何かあったら「相談できる人」を作っておくことはとても大切です。
人は誰かに相談ができるということだけでも、気持ちが楽になり、そして心や頭の中の整理をすることができます。
「向いていないと感じる仕事」を続けることは、たまるストレスもたくさんあります。
親でも、友達でも、恋人でもなんでも言える「相談できる人」を作っておきましょう。
小さな成功体験を積み重ねる
いま「向いてない」と思う仕事でも、先輩に褒められたり、自分の中で成長したと感じるような「成功体験」が重なると「向いている」と感じるかもしれません。
たくさんの時間をかけなければいけないような「大きな目標」を持つことも、もちろん大切です。
その「大きな目標」に繋がる「小さな目標」を作ることで、「成功体験」ができます。
自信もついて、仕事にやりがいも感じるようになるでしょう。
向いてないと感じるのは甘えではない
「現場仕事に向いてない人の特徴」や、「向いてないと思う現場を続ける注意点」紹介しました。
そもそも、現場仕事を向いてないと感じて、やめるのは果たして「甘え」なのでしょうか?
結論から言うと、決して甘えではありません。以下二つの観点から説明します。
誰にでも「できること」と「できないことがある」
冒頭で書いた「誰にでも向き不向きがある」と少し似た内容になります。
ただ、同じコラムの中で何度も説明するほど大切なことです。
人によって同じ仕事を同じ時間やっても、差が出るのは当たり前です。
- 自分なりに仕事を工夫してもやりがいを感じない
- 努力をしても変化が見られない
- 成長を感じることができない
以上のような場合、仕事に適性がない可能性もかなりあります。
現場の仕事以外でも「営業」などの他部署があれば、部署移動してみるのも手の1つです。
向いてる仕事を見つけよう
現場で働いてみる前から、自分に向いているかどうかなんて分かる人の方が少ないです。
実際に働いてみてから「やっぱり違かった。」と思うことはたくさんあります。
よく考えた上、転職できるタイミングでしておく事がベストの選択です。
経験が活かせるおすすめ転職先
施工管理どうですか?
現場の仕事を向いてないと感じるなら、転職も一つの手です。
いま行なっている現場の仕事の経験を活かせるオススメの仕事があります。
それは「施工管理」です。
基本的に、施工管理の仕事は現場にも出ながら、事務所で行う仕事がメインになります。
現場で働く職人さんたちとイメージを共有しながら行う仕事なので、職人さん側の気持ちが分かる「施工管理」は重宝されます。
資格を取得する事で大幅な年収UPも見込めます。
ぜひ、選択肢の一つとして「施工管理」への転職をお考えください!
建職バンク
しかし、実際に転職するとなったら一人じゃ分からないことがたくさん出てきます。
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