現場の仕事とは、工事現場で作業する仕事のことをいいます。

その職種は多岐に渡り

『大工』『鳶職人』『土木作業』『塗装作業』などが一般的ですね。

では、具体的にどのような点がきついのでしょうか

逆に現場の仕事の良いところはどのような点なのでしょうか。

今回は、その全ての疑問にお答えしていきます。

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現場の仕事がきついと言われている7つの理由

では、具体的に現場の仕事のどのような点がきついと言われているのでしょうか。

1 体力勝負の作業が多い

まず、1つ目は体力勝負であるという点です。

重いものを運んだり、高い場所を登り降りしたりと、非常に体力を使う仕事です。

特に若い方や経験が浅い方は、きつく体力を使う過酷な業務を任される場合が多いため、そこで辞めてしまう方も一定数います。

デスクワークと違い、体を使う仕事であるが故のきつさなのです。

2 屋外の作業がメインの職場である

2つ目は、屋外での作業が多いという点です。

屋外であるため、どれだけ暑くても寒くても作業し続けなくてはならないのです。

実際に、経験豊富なベテランの方であっても、その時期に作業を行うことはつらいという声をよくお聞きします。

3 命を落とす危険性がある

3つ目は、危険性が高いという点です。

主な事故の原因としては

工事中の転落や重機による事故などです。

デスクワークとは違い、現場では高所での作業や、重機を使用することが多いため、一歩間違えれば、命を落とす危険性があります。

特に夏と冬は季節的に屋外で働きづらく集中力が切れやすいため、大きな怪我や場合によっては命を落としてしまうこともあります。

特に注意が必要です。

4 朝が早い現場が多い

4つ目は、朝が早いという点です。

現場での工事作業は、朝8時からスタートすることが多いです。

そのため、準備や朝礼なども含めて、出勤時間は7時や7時半になります。

9時出社の会社が多い中で、現場の人は1時間から2時間ほど早い出社時間です。

朝が弱い人にとっては、つらいと感じるでしょう。

5 体育会系の気質がある

5つ目は、体育会系の雰囲気であるという点です。

上下関係が厳しく、若手がつらい仕事を押し付けられてしまうこともあります。

学生時代にスポーツをやっていた人は想像しやすいと思いますが、若手は雑用などを任されることも多いです。

体育会系の雰囲気が合わない方は、きついかもしれません。

6 人手不足

6つ目は建設業界全体にもいえることですが、現場は特に人手不足に陥っているという点です。

現場での仕事で『3K』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

『汚い』『危険』『キツイ』という現場の仕事独特のイメージです。

このようなイメージが存在するため、現場の仕事は慢性的な人手不足に陥ってしまっています。

そのため、在籍している社員の仕事量が相対的に多くなってしまっているのです。

7 休みが少ない

7つ目は、休みが少ないという点です。

工事には工期というものが存在します。

工事は、工期内に終わらせなくてはならないため、どうしても工事現場の仕事に負担がかかってしまいます。

そのため、工期の厳しい工事現場の仕事を行う場合はどうしても休みが少なくなってしまいます。

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現場の仕事が良い5つの理由

多くのつらい業務がある現場の仕事ですが、一方で良い点もあります。

1つずつ見ていきましょう。

1 仕事の達成感

現場での仕事は、工事が終わった後の達成感を感じることができます。

工事の仕事では、トラブルが非常に多くその都度臨機応変に対応しなくてはならず、苦労します。

しかし、その分チームで乗り越えた時の達成感を味わうことができるのです。

また自分が工事した場所を、地域住民の方々が使用している姿を目の当たりにすると、非常にやりがいを感じることができます。

2 学歴に関係なく評価される

2つ目は、学歴に関係なく評価される実力主義であるという点です。

現場の仕事で求められる能力は、体力や現場における個々の技術、そしてチームワークなどです。

つまり、学歴ではありません。

中学校や高校を卒業し、そのまま現場の仕事に就職し、将来現場を取り仕切る人材になっている方も多く存在するのです。

3 昇進することができば、自由に働くことができる

3つ目は昇進することができれば、自由に働くことができるという点です。

最初は下積みとして、きつい仕事も行います。

しかし、現場を任される立場になることで、自分の段取りで働くことができるのです。

若手に指示する側、育成する側、つまり人を動かす側に回ることで自由に働くことが可能なのです。

4 独立して働くことも可能

4つ目は、独立して働くことも可能であるという点です。

これは、現場監督になりある程度実力を示した上で、独立することがオススメです。

独立は、リスクがある一方で、自由な働き方をすることができます。

仕事の幅が広がる上に、収入も上がる場合が多いです。

是非、将来の選択肢の1つとして考えましょう。

5 現場が変わるので飽きない

5つ目は、現場が定期的に変化するため、仕事に飽きないという点です。

1つの現場が完成したら、また新しい現場に移動するため、常に新鮮な状態で仕事をすることができます。

仕事内容で全く同じ内容の現場ということは存在しないため、リフレッシュした気分で行うことができるのです。

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現場の仕事の将来性とキャリアの築き方

では、具体的に現場の仕事の将来性と具体的な働き方について考察していきます。

1 現場の仕事の将来性

新型コロナウイルスの影響もあり、多くの職業に影響がでています。

建設業界も同様に影響が出ており、実際に

「現場の仕事も将来どうなるのか」

と不安になる方もいるでしょう。

実際に、現場の仕事の将来性はどうなのでしょうか。

結論からいうと、現場の仕事は将来に渡って需要がなくなるということはないでしょう。

現場の仕事は、建設物が無くならない限り、なくなることはありません。

建設、整備、修繕、解体などの全ての工程において現場で働く人が必要なのです。

現場の仕事は建設物の全ての工程で必要な仕事です。

そのため、将来的に需要がなくなるということはないでしょう。

2 具体的な働き方について

では、具体的にどのように働けばいいのでしょうか。

1 自分の専門分野を作り出す。

まず、1つ目は自分の専門分野を作り出すことです。

これは、遅くとも20代のうちに作ることをおすすめします。

現場の仕事の種類は

  1. 解体業:建造物の取り壊しを専門とした職業
  2. 塗装工:ペンキ屋ともいわれ、建物の塗り替えを専門とした職業
  3. 鳶職:作業足場を組み立てることを専門とした職業
  4. 板金業:軒の取り付け、建造物の鉄板素材の壁や屋根の修繕などを専門とした職業
  5. 電気工事:電気設備全般の工事を専門とした職業
  6. 土木作業:道路や橋などの整備を専門とした職業

この他に、美装屋や防水業など多くの職種があります。

ここから、専門分野を作りましょう。

見極める方法としては

得意な仕事 やっていて楽しい仕事

を選ぶようにしましょう。

2 資格を取得する。

専門分野を絞ったら、次に資格取得を目指しましょう。

資格を取得することで、その分野でより難易度の高い業務を行うことができます。

例えば、電気工事の仕事であれば、電気工事士の仕事を取得することがおすすめです。

その他にも土木作業の現場の仕事であれば、土木施工管理技士などです。

現場の仕事で使うことのできる資格は多く存在するので、何が必要なのかを見極めた上で取得を目指しましょう。

3 現場監督などの管理する側を目指す。

資格を取得したら、次に現場を監督する立場を目指しましょう。

経験を積むことで視野が広がり、資格を取得することで自分の分野の専門性が高まれば、さらにステップアップすることが可能です。

転職活動社内での昇進を通して、現場の管理する側を目指していきましょう。

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実際に現場で仕事する人の一日

では、実際に現場で働く人の1日を見てみましょう。

8:00 朝礼 出勤後に朝礼を行います。そこで今日のスケジュールの確認や体操、点呼などを行います。
8:30 作業開始 朝礼後、作業を開始します。職種によって働き方は異なります。
12:00 昼休憩開始 昼の時間の使い方は人それぞれです。仮眠を取る方もいます。
13:00 昼休憩終了 昼休憩後はそれぞれの仕事場に戻ります。基本的に1時間程度です。
17:00 撤収 基本的には安全確保のため、暗くなる前に撤収することが多いです。
17:30 退勤 現場で解散することが多いですが、場合によっては、会社で解散することもあります。

基本的には、このような時間で動くことが多いです。

現場の仕事間で、休憩もしっかりとあります。

季節ごとによって異なりますが、朝早く出勤し、17時ごろに退勤することが多いのが特徴です。

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実はホワイトな現場の仕事も存在する?求人をまとめてみた!

現場の仕事は

『ブラック』

『激務』

だと思われがちです。

しかし、実際にはホワイトで働きやすい条件の求人も存在します。

1つずつ見ていきましょう。

1 株式会社三洋工業所

会社名 株式会社三洋工業所
年収

350〜500万円
仕事内容

建物の基礎工事における各工程の作業
勤務地 東京都
就業時間 8時00分~17時30分(休憩90分)
残業 夜勤・残業ほぼ無し
賞与 年2回(業績連動)
社会保険 完備
福利厚生 各種手当あり
直行直帰可能、寮・社宅の貸与もあり

1つ目は、株式会社三洋工業所です。

未経験歓迎の求人です。
教育体制が整っているため未経験の方でも安心できるおすすめの求人になります。

創業から58年経っており、しっかりと福利厚生や社会保険も完備されています。
社員の働き方を最優先に考えて工期の調整もしてくれるため、働き手としても非常に嬉しい環境ではないでしょうか。

賞与も年2回あり給料も安定しているため、良求人といえます。

株式会社三洋工業所の詳しい求人情報はこちら!

2 山﨑建設株式会社

会社名 山﨑建設株式会社
年収

495〜1020万円
仕事内容

最初は「資材を運ぶ」などの簡単なサポート業務から開始
慣れてきたら「とび」「鉄骨とび」「足場とび」などの専門作業にもチャレンジ可能

勤務地 全国
就業時間 8:00~17:00(90分)
残業 ほぼ無し
賞与 賞与あり
社会保険 完備
その他 福利厚生多数(詳細は以下URLから)
日払い対応も可。最大65万円の入社祝い金制度もあり

2つ目は、山﨑建設株式会社です。

現場作業員の求人です。
こちらも未経験の方も歓迎しており、研修制度も整っている企業です。

また、手当も非常に充実しており入社祝い金制度というユニークで非常に嬉しい制度もあります。
働き方にも配慮している企業でしっかり休みも取れる良求人といえるでしょう。

山﨑建設株式会社の詳しい求人情報はこちら!

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まとめ

現場の仕事について、まとめてみました。

現場の仕事はきついと言われています。

確かにきつい点も多く、体力勝負の仕事ではありますが、その分やりがいの多い仕事でもあります。

また役職が上げることができれば、より自由度が高く働くことができます。

頑張りましょう!

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