施工管理を効率化するためには、図面管理や工事写真データの管理、書類作成などの従来紙で管理していたものを、デジタル化することが求められています。

業務をよりデジタル化することにより、数多くの現場での悩みや、事務作業の効率化を図ることができるのです。

この記事では、便利な施工管理アプリ工事管理アプリをご紹介します。

是非、参考にしてみてください。


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    施工管理アプリの評価 〜9選〜

    まずは施工管理アプリの特徴などから9つのアプリをそれぞれ徹底比較します。

    1 ANDPAD(アンドパッド)

    商品名 ANDPAD(アンドパッド)
    制作会社 株式会社アンドパッド
    ユーザー数 14万人
    利用社数 5万社
    価格 初期費用10万円 導入サポート研修10万円 プラン3.6〜12万円/月
    チャット機能
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理
    見積もり作成
    受発注の経理作業
    無料体験 ×
    他社員との連携機能 ◯(プラン毎に制限あり)
    アフターフォロー

    サービス参照サイト

    1つ目は、「ANDPAD」という現場の効率化から経営改善まで一元管理できる施工管理アプリです。

    コミュニケーションをチャットアプリで円滑化できたり、図面や工程表もアプリを起動すれば、いつどこでも最新のデータを確認する事ができます。

    2 SITE(サイト)

    商品名 SITE(サイト)
    制作会社 株式会社CONIT
    ユーザー数 不明
    利用社数 不明
    価格 年間2万円×ご利用人数、初期費用20万円
    チャット機能
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理
    見積もり作成 ×
    受発注の経理作業 ×
    無料体験
    他社員との連携機能 ◯(無制限)

    サービス参照サイト

    2つ目は、「SITE」という現場管理業務のアプリです。

    多くの機能が備わっている他社アプリとは違い、「チャット」「スケジュール」「案件管理」の3つのみが備わっているアプリです。

    その分導入しやすいというメリットがあります。

    使い方も非常にわかりやすく、スマホを持っている方であれば、どなたでも無料で連携が可能のまさに使いやすさを追求したアプリです。

    3 Photoruction(フォトラクション)

    商品名 Photoruction(フォトラクション)
    制作会社 株式会社フォトラクション
    ユーザー数 2.5万人(2019年3月時点)
    利用社数 不明
    価格 不明(問い合わせ後に告知)
    チャット機能 △(進捗のリアルタイム通知機能あり)
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理
    見積もり作成
    受発注の経理作業
    無料体験 ◯(30日間)
    他社員との連携機能
    その他 その他、クラウド管理やセキュリティシステムなど多くの機能を搭載

    サービス参照サイト

    3つ目は、「Photoruction」という生産性と品質向上を目的とした建設業向け生産支援クラウドサービスです。

    データ整理や資料作成などの複雑な業務を効率化し、業務時間の削減、生産性の向上を実現することができます。

    AIを使った最先端のアプリです。

    4 ダンドリワーク

    商品名 ダンドリワーク
    制作会社 株式会社フォトラクション
    ユーザー数 14万人以上
    利用社数 8万社以上
    価格 初期費用20万円~(事前打ち合わせ付き)+月額19,800円~(アカウント毎に異なる)
    チャット機能 ×
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理
    見積もり作成 ×
    受発注の経理作業
    無料体験
    他社員との連携機能
    その他 自主検査シートなど、多くの機能あり、またセミナーなども随時開催

    サービス参照サイト

    4つ目は、「ダンドリワーク」という建設現場におけるコミュニケーションを全てこのアプリで完結させようというアプリです。

    ベースとなる現場管理に加え、報告書作成や自主検査シート、受発注管理などのオプションが数多くありつつも、アプリが苦手な職人さんに向けた導入後のフォローも万全です。

    定期的に説明会を開いたり、不具合の場合のスピード対応も魅力的です。

    納品で終わらせない優秀なサービスとアプリの融合です。

    5 Kizuku(キズク)

    商品名 Kizuku(キズク)
    制作会社 コムテックス株式会社
    ユーザー数 不明
    利用社数 3.6万社
    価格 月々2万〜5万円+初期費用10万円+オプション料金(2000円〜3万円程度)
    チャット機能
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理
    見積もり作成 △(報告書を作成可能)
    受発注の経理作業
    無料体験 ×
    他社員との連携機能 ◯(プランによって制限あり)
    その他 IT導入最大450万円の補助金制度あり

    サービス参照サイト

    5つ目は、「Kizuku」という施工管理のアプリです。

    スケジュール管理やグループチャット、現場管理や工程管理、さらには報告書の作成までの全ての業務をサポートしてくれます。

    万能型のアプリと言えますね。

    なんとCCUSの認定システムにも選定されています。

    6 KANNA

    商品名 KANNA
    制作会社 株式会社アルダグラム
    ユーザー数 不明
    利用社数 不明
    価格 無料(2GB以降は1TB毎に月々19800円)
    チャット機能
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理 ◯(案件管理)
    見積もり作成 ×
    受発注の経理作業 ◯(案件管理)
    無料体験
    他社員との連携機能 ◯(無制限)
    その他 2020年7月に正式にリリースされた最も新しいサービス

    サービス参照サイト

    「KANNA」は2020年の7月にリリースされた新しい施工管理アプリです。

    新型コロナウイルスの影響により、建設業界でのテレワークを推進するアプリです。

    このアプリの最大の強みは無料であるということです。

    無料でありながら、チャット機能や資料の管理機能などもついており、さらにアカウント数も無制限とまさに破格です。

    非常に素晴らしいアプリです。

    7 Site Box

    商品名 Site Box
    制作会社 株式会社建設システム
    ユーザー数 不明
    利用社数 不明
    価格 年間12,000円、容量10GBあたり6,400円
    チャット機能 ×
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理
    見積もり作成
    受発注の経理作業 ◯(案件管理)
    無料体験 ×
    他社員との連携機能 ◯(無制限)
    その他 出来形・品質管理図系の作成、管理を任されている方にオススメ

    サービス参照サイト

    「Site Box」出来形・品質・写真は、土木工事の写真と工程管理を、スマートフォン1台で運用可能にするアプリです。

    工事写真の撮影や写真の整理、撮影した写真への電子小黒板の写し込みができるほか、工事現場で計測した実測値の記録ができます。

    8 かん助

    商品名 かん助
    制作会社 株式会社穴吹カレッジサービス
    ユーザー数 不明
    利用社数 203746現場以上(現場数)
    価格 初期導入費用300万円〜、利用料1現場あたり月額5000円
    チャット機能 ◯(掲示板や個別連絡機能)
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理
    見積もり作成
    受発注の経理作業
    無料体験 ×
    他社員との連携機能
    その他 その他、統計データの分析や監視カメラを繋いだりと独自の連携が可能

    サービス参照サイト

    かん助とは、施工管理の総合サービスです。

    施工管理に必要な機能をセットで提供、機能アップも実施しています。

    導入実績やクオリティーも高く、利用アカウント数の制限もなく、非常に扱いやすいのが特徴です。

    9 eYACHO

    商品名 eYACHO
    制作会社 株式会社 MetaMoJi
    ユーザー数 不明
    利用社数 300社以上
    価格 法人:初期費用30万円+年間28000円 個人:フリープランは無料   :スタンダードプランは月額480円
    チャット機能 △(ミーティング機能あり)
    工程管理
    写真などの資料管理
    顧客管理
    見積もり作成 △(出面表作成機能あり)
    受発注の経理作業 ×
    無料体験
    他社員との連携機能
    その他 図面のpdf化や測量テンプレートなどの独自の機能を多数掲載

    サービス参照サイト

    朝から晩まで、全ての業務に活用できる建設現場の施工管理アプリです。

    携帯やタブレット1つで全ての業務を一括管理することができます。

    さらに大林組や三井住友建設などの超大手企業も軒並み導入しています。

    非常に使いやすいアプリです。


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      施工管理アプリを選ぶポイント

      施工管理アプリは数が多く、かといって導入にはコストがかかるため

      「とりあえず、全部試してみよう」

      ということはできません。

      では、どのようなポイントでアプリを選べば良いのでしょうか

      1 自社の施工管理業務に適した必要な機能が備わっているのか

      まずは一番に見るべきなのは、機能です。

      自社の施工管理業務で

      1. どの機能を最も必要としているのか
      2. どの機能を最も優先して改善したいのか
      3. アプリを導入した結果、その機能によってどのような結果が見込めるのか

      導入した際に

      「この機能があればよかったのに」

      「他社のアプリの方が自社で使うには適していたな」

      ということがあれば、非常にもったいないです。

      しっかりと考えた上で選びましょう。

      2 費用、ユーザー数を確認する

      ユーザー数はそのサービスの信頼度を表します。

      そのため、ユーザー数はしっかりと確認しましょう。

      それと同時に口コミなどの評価を確認することも重要です。

      また、費用もしっかりとチェックしましょう。

      いくら良質なサービスを提供していても、予算オーバーでは意味がありません。

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        施工管理アプリを使うメリット・デメリット

        次に使うメリットデメリットについてお話しします。

        1 施工管理アプリを使うメリット

        1 作業の効率化を測ることができる

        一番のメリットは

        今まで紙やファイルなどで工程管理や図面、写真などを管理していたものをタブレットで一括管理することで業務効率が何十倍にもあげることができる点です。

        全ての社員と作業工程を画面上で共有することができたり、チャット機能で遠くの現場作業員とリアルタイムで交信をすることが可能であったりと、全ての工事作業を効率よくスムーズに進めることができます。

        2 情報共有のタイムロスやミスがなくなる

        従来は、紙や口頭で情報共有を行なっていましたが、タブレットで情報を共有することで、タイムロスや紙を紛失したなどという緊急事態も無くなります。

        瞬時に全作業員に伝えたい情報を共有することが可能なのです。

        3 複雑な業務を簡単に行うことができる

        図面を引いたり、見積書を作ったり、報告書を作成したりすることは非常に複雑で時間のかかる作業です。

        「見積もり書を作成するのに、1日を要してしまった」

        という方も中にはいらっしゃいます。

        しかし、アプリを導入することでテンプレートを利用することができるため、より早く業務を進めることができるのです。

        2 施工管理アプリを使うデメリット

        1 コストがかかる

        どのアプリを使うにしても、やはりコストがかかってしまいます。

        初期費用、月額料金、その他サポート費やオプションなど、アプリによって様々ですが、大体初期費用で10〜30万円かかり、月額制で1万〜10万円というアプリが多いです。

        2 アプリに慣れない社員がいる可能性がある。

        建設業界では、比較的ベテラン社員や長年働いている方が多いです。

        そのため、従来慣れてきた業務内容から急に

        「今日からこのタブレットで全ての業務を管理します」

        と言われて、戸惑う方も一定数います。

        中には、スマートフォンを使わず、昔のガラケーを使っている方も一定数いるのです。

        業務を効率化する目的で入れたはずのアプリでそのような方の作業効率が低下してしまうようでは、意味がないので、しっかりと対応することが重要です。

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          大切なポイントとまとめ

          このように数多くのサービスがあり、またメリットもある一方でデメリットも存在します。

          しっかりと

          1. 現状、どの作業を効率化する必要があるのか
          2. 予算はどれくらいなのか
          3. このアプリを導入したら、会社の作業効率はどれくらい上がるのか
          4. アプリについていけない社員の方はいるかどうか

          など、多くの側面から判断して決断しましょう。

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