手間やコストがかかるのに、せっかく出した求人に応募が来ないと困りますよね。採用ができない場合、「仕方なく、もう一度求人を掲載する」といった方もいらっしゃるかもしれませんが次回も応募が来ないかもしれません。

応募が来ない原因や対策を知ることが、効率的な採用には欠かせません。そこで、この記事では「応募が来ない原因が分からない…」「どうすれば応募が増えるのか知りたい…」「応募を増やすために今すぐできる対策はないのか?」といった疑問にお答えします。

ご紹介する応募を増やすための対策を、簡単にすべて叶える方法もご紹介いたしますので、効果的な採用活動に、ぜひお役立てください。

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求人に応募が来ない3つの原因とは?

求人に応募が来ない主な原因は5つ。「求人の露出が少ない」「求人の書き方が良くない」「待遇の相場をつかめていない」「採用手法が合っていない」「ホームページ、採用サイト、クチコミのいずれもない」です。

以下では、これらの原因とその対策について詳しく説明します。

【1】求人の閲覧数が少ない

いい求人票を作ってもつくっても、見られなければ意味がありません。

転職サイトだけでも様々なものがありますし、求人検索エンジンやSNSを活用した転職活動をしている方も少なくありません。そこで、様々な手法を用いて、より多くの求職者に自社の求人を見てもらうことが大切です。

求人票を見てもらえていないため、応募が来ないという企業が圧倒的に多いです。求人票の改善をする前に、どのくらいの人に見られているのか確認することをお勧めします。

【2】求人の書き方が良くない

転職は、人生において大きな決断。情報が薄い求人では、仕事や会社についてのイメージが湧かず、応募をためらってしまいます。

たとえば、施工管理の仕事内容の場合、「建築物の電気設備施工管理」と書かれているだけでは、どんな物件を、どんな立場で、関わるのか具体的にイメージすることは難しいです。現場によって異なるから書けないという場合は、よくある現場の情報を記載することをお勧めします。

さらに、採用で忘れてはならないのが他社求人の存在。転職を考えている方は、自分の希望に合う複数の求人を比較・検討するものです。求人の情報が薄いと、「仕事や会社の魅力まで分かる情報の濃い他社求人」に見劣りしてしまうでしょう。

【3】待遇の相場をつかめていない

「待遇ばかり気にする求職者はいらない!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、腰を据えて働いていくためには、給与や福利厚生などの待遇も大切。特に建設業界は他業界に比べて仕事が大変で休みも少ないことが多いため、待遇改善を理由に転職をする方が多い業界です。

また、最初から求職者が求人の隅々まで見るとは限りません。膨大な求人の中から、サッと給与・福利厚生・休日休暇などを確認して、希望の最低ラインを超えている求人だけチェックするということは少なくないのです。

そのため、他の求人と比較されたときに、相場より待遇が低いと、仕事内容や会社の魅力を知る前に求職者から検討の土台から外されてしまうということも。

待遇だけですべてが決まるわけではありませんが、最低限、自社の待遇を相場に合わせることも必要です。 

応募を増やす3つの対策とは?

ここまでで、「応募が来ない原因」についてご説明しました。それでは、応募を増やすためには、具体的にどうすればよいのでしょうか?以下では、それぞれの原因に対する対策を詳しくご説明します。

【1】ターゲットの閲覧を増やす

採用したいターゲットが多く見ているメディアに求人を出す必要があります。ここで注意いただきたいのが、自社が欲しい人材はどういった経験や資格を持っている人かということです。

資格保有者や経験者ほど総合媒体ではなく細かい情報が記載された業界特化媒体を探す傾向が強いですし、ハイクラスではない50~60代を狙うのであればハローワークは外せません。

ハローワークやジモティー、indeedなど無料で使えるものを使って閲覧数を増やすことできるのできます。また、業界特化媒体への広告出稿は短期で閲覧数が増えるのでお勧めです。

【2】給与を詳しく書く

「求人を掲載する」となると、どうしても文章ばかりに目がいってしまう方もいるのではないでしょうか?ですが、「給与・年収例・休日休暇」といったデータ面は誰もが必ず見る項目。そのため、文章と同じくらい、あるいはそれ以上に応募数にかかわる大切な項目なのです。

ここで注意したいのが、年収の下限を低く設定することです。

求職者は年収の上限よりも下限を見るケースが多いため、下限を低く設定することは非常にリスクです。求める経験別に求人票を分け、ターゲットにあった年収の下限値にするなどの工夫が必要です。

【3】福利厚生を詳しく書く

福利厚生では「手当」や「賞与」の詳細を書くと良いでしょう。家族手当は、一家の大黒柱や、将来家族が増えることも考えて転職活動をしている方にとって魅力になるはずです。また、家賃は毎月の支出の大部分を占めるため、住宅手当の詳細を記載することで、求職者の興味をひくことができます。

よくあるのが、資格取得支援や出張手当を書き忘れるケースです。自社が当たり前にやっていることが、実は他社比較で魅力的な福利厚生というケースは往々にしてあります。

最後に

応募が来ない理由と対策について解説しましたがいかがでしたでしょうか。

建職バンクは登録者の約6割が49歳以下、業界経験者が8割越えという若手×経験者の採用に強い媒体です。

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