第三種電気主任技術者(電験3種)とは
電気主任技術者は、一定規模以上の電気工作物が安全に稼働できるように点検するための国家資格です。第三種電気主任技術者(電験3種)は、電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物の管理・保全業務を行うことができます。
業務内容には、商業施設やオフィスビルの設備管理業務などが挙げられます。主には電気設備のメンテナンスおよび改造、電気制御システムの管理、設備メーカーとの交渉、工事管理、設備の新設など、幅広い業務を担当します。
第三種電気主任技術者(電験3種)の資格難易度
第三種電気主任技術者の合格率は、例年10%台とかなり難易度の高い資格となっています。
第三種電気主任技術者(電験3種)の年収
建職バンクが、インターネット上に公開された求人情報をもとに「第三種電気主任技術者」を応募必須資格として掲載している求人の年収を調査した結果、最も多かった年収帯は400万円~450万円となりました。第三種電気主任技術者の年収中央値は450万円でした。
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