【電気主任技術者とは】
電気主任技術者は、一定規模以上の電気工作物が安全に稼働できるように点検するための国家資格です。電気主任技術者は1種、2種、3種とありますが、いずれも資格取得難易度の高い資格です。
電気主任技術者が選任、勤務する場所は幅広く、商業施設から大規模データセンターまで、多種多様な職場で勤務することができます。いずれも電気設備を保守・管理する仕事が大半です。近年では、再生可能エネルギーの隆盛によって、年々規模の大きいメガソーラーを中心とした特別高圧の自家用電気工作物の設置件数が増加しています。自家用電気工作物では、選任義務が発生するので、ますます電気主任技術者に対する需要は高まっていくでしょう。
【電気主任技術者の求人の年収】
建職バンクの求人情報をもとにした電気主任技術者の期待平均年収は520万円でした。内訳は、第一種電気主任技術者保有者で568万円、第二種電気主任技術者保有者で542万円、第三種電気主任技術者保有者で450万円となりました。
これらの年収はあくまで平均のため、第一種、第二種電気主任技術者の求人の中には、メガソーラー太陽光発電での選任案件で年収1000万円を提示する求人もあります。電気主任技術者の資格を活かした転職では、お持ちの資格や経験に応じて年収1000万円も狙うことが可能です。