和歌山県は近畿地方のなかでも南西に位置し、県庁所在地は和歌山市です。和歌山県の南部は主に工業地帯となっていていますが、県の大部分は主にミカンやはっさく、梅、スモモなどの果樹栽培が盛んな地帯になっています。
戸建て住宅は和歌山市や田辺市、橋本市に集中しており、特に和歌山市の匠町や北野、西浜といったエリアにはマンションなどが多く立ち並んでいます。
商工業地域としては、和歌山市の他にも海南市、田辺市がオフィスビルの立ち並ぶオフィス街、阪神工業地帯のある和歌山市、海南市、日高港工業団地となっている日高市などが工場の集まる地帯になっています。御坊市にある御坊発電所、古座川町にある佐田発電所など、発電所もあります。
商業施設・ショッピングモールとしては、和歌山市にあるオークワ―、海南市にあるタカショー、湯浅町にあるエバグリーン廣甚などが挙げられます。名所としては、西牟婁郡白浜町にある白浜温泉、東牟婁郡那にある那智の滝、西牟婁郡白浜町にあるアドベンチャーワールド、海南市にある長保寺多宝塔などの建築物や、田辺市にある南方熊楠顕彰館、和歌山市にある和歌山城公園などの大きな公園・庭園、日高川にかかる天田橋、有田川にかかる蔵王橋、和歌川にかかる三断橋などがあります。
道路交通の要として、阪神高速道路や紀伊自動車道などの高速道路が走っています。和歌山市の駅前地区や北汀丁地区などは再開発が進んでおり、建設現場・工事現場が多く見られます。