滋賀県は近畿地方の北東部に位置する内陸県で、日本で一番大きな湖「琵琶湖」で有名です。県庁所在地は大津市となっています。周囲は山脈や山地が取り囲み、中央部に琵琶湖、近江盆地が広がっています。約4000平方kmという面積は日本の中で10番目に狭く、その中でも琵琶湖の面積は、約669平方kmと、滋賀県の面積のおよそ1/6を占めています。
住宅地としては、県庁所在地の大津市に加え、草津市が人気のエリアとなっています。戸建住宅が多い一方、大津市大津や大津市湖城が丘、大津市北大路、草津駅前は高層マンション・タワーマンションも含むマンションも立ち並んでいます。
商工業地域としては、大津市や草津市がオフィスビルの立ち並ぶオフィス街となっており、東近江市や愛荘町が素材・材料企業、彦根市や湖南市が産業機械企業、甲賀市が自動車関連産業の工場等が集まる地帯になっています。実は一人あたりの県民所得額が327万3000円と、全国4位というトップクラスを誇っています。バイオマス火力の大津エネルギーセンター、火力発電のDDK守山発電所、滋賀・矢橋帰帆島メガソーラー発電所など、発電所も点在しています。
商業施設・ショッピングモールとしては、草津市のフェリエ南草津、守山市で琵琶湖畔に立つピエリ守山、県外からも人が訪れる蒲生郡の三井アウトレットパーク滋賀竜王が挙げられます。名所としては、琵琶湖はもちろんのこと、世界遺産である比叡山延暦寺、彦根城など歴史的な建築物に加え、長浜、近江八幡などが人気です。草津市立水生植物公園みずの森を始め、野州市の滋賀県希望が丘文化公園、玄宮園など大きな公園・庭園、琵琶湖にかかる琵琶湖大橋、近江大橋、甲賀市の保良の宮橋などがあります。グルメとしても、近江牛、バームクーヘン、ラーメン、鮒ずしが有名です。B級グルメではサラダパンが有名で、最近ではポテトチップスにもなっているほどの人気を博しています。文化面では、T.M.Revolutionの西川貴教さんの出身地として知られ、イナズマロックフェスなど全国で注目される音楽フェスが毎年開催されています。ゆるキャラの火付け役の1人でもあるひこにゃんを生み出したのも滋賀県です。
新名神高速道路が走っていることに加え、鉄道もJR東海道本線が通っているため、近畿地方の中心である大阪や京都へも30分～1時間程度で行くことができるアクセスの良い県でもあります。大津駅、長浜駅、草津駅など主要駅の駅前を中心に県南部で再開発が進んでおり、建設現場・工事現場も多く見られます。
