島根県は中国地方の日本海側に位置しています。島根県は３つの地方に分けられ、縁結びの神様で有名な出雲大社や宍道湖が有名な東部の出雲地、城下町の津和野や栄華にもなっている高津川が有名な西部の石見地方、隠岐諸島で構成される隠岐地方があります。人口は日本で2番目に少ない県で面積も大きくはありませんが、東西に長いため、東部と西部で方言の違いがあります。
松江市・出雲市をはじめ、安来市、雲南市、江津市、浜田市、益田市などが中心的な住宅地となっています。基本的には戸建住宅が多く、中心部の駅前ではマンション群も見られます。
企業オフィスは松江市に集中しており、ソフトウェア産業の工業団地としてソフトビジネスパーク島根も整備されています。北部の出雲市、雲南市や江津市が工場の集まる地帯になっている他、隠岐島の酒造工場なども見られます。松江市の島根原子力発電所、浜田市の火力発電所である三隈発電所、出雲市の新出雲風力発電所・浜田市のウインドファーム浜田といった風力発電所など、発電所も点在しています。
商業施設・ショッピングモールとしては、松江市のシャミネ松江、浜田市のゆめタウン浜田、出雲市のラピタ本店、益田市のイオン益田、安来市のプラーナなどが挙げられます。名所としては、山陰の小京都と呼ばれる津和野、日本五代稲荷のひとつ太皷谷稲成神社、西周や森鴎外の生家が人気な他、島根県庁舎・島根県立図書館・島根県立武道館などはモダニズム建築物の宝庫とも言われています。最大の名所はやはり出雲大社で、神無月には全国の神様が出雲大社に集まると言われるため、島根県では逆に神有月と呼ばれています。文化面では石見神楽も有名で、地元はもとより、最近ではその他の近畿地方・海外などでも披露されるようになっています。大田市の三瓶小豆原埋没林公園、松江イングリッシュガーデン、雲南市の三刀屋川河川敷公園、足立美術館庭園など大きな公園・庭園、ベタ踏み橋として有名な江島大橋、大橋川の最も宍道湖側に架かる宍道湖大橋、くにびき大橋などがあります。
高速道路では、中国道六日市インターや、山陰自動車道宍道湖他、松江道、浜田道などがあり、県内での高速道路が了承されたため利便性は良くなっていきます。出雲空港・萩、石見空港、隠岐空港と空港施設も充実しています。松江市を中心に市街地再開発が進んでおり、建設現場・工事現場も多く見られます。
