大分県は九州地方の北東部に位置しており、福岡県、熊本県、宮崎県と隣接しています。県庁所在地は大分市です。山地が占める割合が多く、地形、地質が複雑なため、多種多様な豊かな自然を生み出しています。
住宅は大分市に多く、比較的静かな住宅街が広がっており、周囲には山も海もある自然豊かな環境です。工業地域は大分市に大分臨海工業地帯があり、製鉄業と石油化学工業を中心とする複合的な工業地帯になっています。大分空港周辺には電子工業の立地が進んでおり、県北部には自動車関連企業が集まっています。八丁原発電所をはじめとする商用地熱発電所もあり、地熱利用が進んでいます。
商業施設・ショッピングモールとしては、大分市のアミュプラザおおいた、パークプレイス大分が挙げられます。別府市にある、ゆめタウン別府や中津市にあるイオンモールも人気です。
名所としては、別府市にある地獄めぐりで有名な別府温泉や由布市にある湯布院の温泉、東京駅の設計でも知られる辰野金吾が設計した建築物「大分銀行赤レンガ館」(大分市)や、宇佐市にある大分屈指のパワースポット宇佐神宮、115万平米という広大な敷地を有するアフリカンサファリが有名です。
鉄道路線は私鉄が存在せず、JRの日豊本線、久大本線、豊肥本線、日田彦山線の4路線があります。県の北側から東側にかけて海が広がっており、多くの港も設置されています。大分市の末広町一丁目地区では高層ビルなどの再開発の都市開発が進めまれています。